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【群馬県旧子持村(渋川市)】利根川と吾妻川の間の暮らしと、白井宿のあるまちなみ

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群馬県旧子持村(渋川市)

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、群馬県旧子持村(渋川市)を写真とともに紹介する。

Vol.93/群馬県旧子持村(渋川市)

旧赤城村から、利根川を渡った先に旧子持村はある。子持地区は利根川と吾妻川の間に位置していて、2つの川は子持の南端で合流する。ちょうど川に挟まれた地形だ。

子持支所を訪れると、北の方角に子持山が見える。「子持」という地名は珍しいなあと思ったわけだけれど、元々は同名の山が存在しているのだった。その子持支所の前には、「子持村建村30周年記念」のタイムカプセルが埋められている。1990年に埋められて、2040年に開けるそうだ。あと17年、きっといろんな発見があるだろうなあ。

奥には村名の由来となった、子持山

お掃除の軽トラック

こんなところに

白井宿を歩く

宿場町の名残だ

かつて、子持には白井城が存在していた。そして今も江戸時代の町並みが残っている。宿場町として栄えたわけだ。国道17号線の太い道路から、「道の駅こもち」に駐輪すると、その裏の白井宿の町並みにすぐ向かうことができる。太い国道が通っていて、多くの人はその道路からの景色が見慣れているだろうけれど、そのすぐほんの裏に、時代を超えた景色が残っていることは、とても不思議だった。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247/

    

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