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文章を書く力をつけたい人におすすめ!電子書籍『空飛ぶ小論文教室』発売

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第一学習社は、長岡裕子氏による『空飛ぶ小論文教室』550円(税込)を、10月20日(金)よりKindleストアにて発売している。

小論文にまつわる100の疑問をQ&A形式でまとめた一冊


『空飛ぶ小論文教室』の著者・長岡裕子氏は、第一学習社専属の小論文主任講師として、全国の高校で小論文指導に関する講演や指導を行い、高校生や先生と対話を重ねてきた。

同書は、そうした出会いのなかで、高校生・高校の先生たちから受けた多くの質問を整理し、それに対して長岡講師が答えるというQ&A方式でまとめた書籍。小論文の書き方から、文章構成や入試対策、指導の方法まで、100のQ&Aが1ページ完結型でまとめられているため、手軽に読むことができる一冊となっている。

高校生に向けては、小論文の基本となる文章構成や情報収集から、評価の観点・入試対策まで丁寧に解説。また先生へは、指導者としての学び方や実践的指導法などについて、自身の経験をふまえてアドバイスしている。

長岡氏が考える小論文を学ぶ意義


長岡氏が考える小論文を学ぶ意義は、3点あるという。1点目は「小論文で文章を学ぶ」。2点目は「小論文で希望の進路を叶える」。3点目は「小論文で社会を学ぶ」。

長岡氏は、「小論文の課題は、いま高校生に考えてほしい社会問題が扱われています。小論文を通して学んだ社会問題が、大学での研究課題にもつながっていきます。高校と大学、社会をつなぐ架け橋になっているのが小論文なんですね。また、大人にとっても、書くことはとても大切です。書くことによって自分の考えが整理されますから。大人になって困らないように、高校生のうちに自分の考えたことを文章で表現できるようになってほしいと思います。」とインタビューの中で述べている。


また、電子書籍化するにあたり、“活字離れで長い文章を読むことが難しいと感じる高校生たちにも、抵抗なく読んでもらいたい”という思いから、読みやすい1ページ完結型にしたという。

Q&A形式にしたのは、数々の高校で講演や小論文指導をするなかで、先生たちに“講演で話しているとおりの本が読みたい”と言われていたからなのだそう。100のQ&Aを、1から読み始めるもよし、必要なところを取り出して学ぶもよし。小論文学習者・指導者なら必ず出合う疑問を解決する。

設問分析の重要性


長岡氏の小論文指導において外せないのが「設問分析」だ。長岡氏は答案を添削している際に、多くの生徒が問われていることとは異なる答えを書いていることに気づき、“設問は出題者からのメッセージである”と伝え続けてきた。そのメッセージを受け取って小論文を書くためには、出題者の意図を分析して読むことが必要だ。同書では、設問分析の具体的な方法やその重要性についても説明している。長岡氏も、特に読んで欲しい項目として、設問分析のページ(No.8~No.10)を挙げている。

長岡氏の講演会でしか購入できなかったまぼろしの一冊『空飛ぶ小論文教室』を、この機会にチェックしてみては。

第一学習社HP:http://www.daiichi-g.co.jp/
第一学習社公式X:https://twitter.com/daiichi_g

(江崎貴子)

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