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全国各地の郷土芸能が東京に集結する「第70回全国民俗芸能大会」の観覧者募集!

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日本青年館は、ホテルを運営しながらその収益を使って郷土芸能や高校オーケストラなどの様々な文化事業や全国の若者支援活動を展開している。11月25日(土)には、日本青年館ホールにて「第70回全国民俗芸能大会」を開催する。

全国には獅子舞・和太鼓・舞踊・神楽など地域の風土や暮らしの中から生まれた様々な郷土芸能が存在する。

日本青年館は、1921年の財団設立以来、100年以上にわたり全国の郷土芸能を東京に招き、上演の機会を創出し、継承の意欲の向上に貢献してきた。これまで450を超える芸能を上演し、芸能の記録と保存にも取り組んできた。

長年全国の郷土芸能を紹介してきた「郷土芸能大会」


『全国民俗芸能大会』のルーツは、1925年10月に初代日本青年館が完成した際、ホールのこけら落としとして開催した「郷土舞踊と民謡の会」が始まり。各地域で保存継承されている芸能を東京のホールの舞台で上演するという、当時としては斬新な取り組みが好評を博した。


戦後は1947年に戦後復興を記念して「郷土芸能大会」を開催、1950年には文部省芸術祭公演として開催され、第2回目から運営主体が日本青年館となり今日に至る。郷土芸能を上映するだけでなく専門家を招いてそれらの記録・保存の作業にいち早く取り組んできたのもこの大会だった。

ユネスコ無形文化遺産に登録された風流踊などが出演


今大会はユネスコ本部による「ユネスコ無形文化遺産保護条約締結20周年記念事業」に認定された。当日は二部構成で、第一部では2022年にユネスコ無形文化遺産に登録された「風流踊」をはじめ、複数の芸能・団体が出演する。

また、第二部では第一部の出演団体の中から『十津川の大踊・盆踊』をクローズアップし、映像の上映や専門家による詳しい解説を交えて届けるワークショップを行う。

各地域の郷土芸能を紹介する複数の芸能・団体が出演

今年は11月25日(土)に日本青年館ホールで秋田県、東京都、奈良県、香川県の伝統芸能を上演する。

出演芸能の中には、2022年11月にユネスコの無形文化遺産に登録された「風流踊」にも含まれる、奈良県十津川村の『十津川の大踊・盆踊』と香川県まんのう町の『綾子踊』も出演する 。

以下は、今年の出演芸能だ。


香川県仲多度郡まんのう町の『綾子踊』佐文綾子踊保存会、


東京都三宅村の『三宅島の芸能 ~阿古の獅子舞・神着木遣太鼓~ 』阿古青年団・神着郷土芸能保存会、


秋田県由利本荘市の『猿倉人形芝居』木内勇吉一座、


奈良県吉野郡十津川村の『十津川の大踊・盆踊』武蔵踊り保存会、小原踊り保存会。

第一部の開場は12時、開演は13時、第一部終了は17時。第二部の解説付き公演『十津川の大踊・盆踊』は18時開演、20時頃に公演終了。


前売りチケットは1,800円でteketにて販売。当日販売は2,000円でホール受付にて11時30分から販売予定。

なお、席は全席自由席で大学生以下は入場無料。当日学生証を提示してもらう場合がある。

「第70回全国民俗芸能大会」で全国各地の郷土を楽しもう。

■第70回全国民俗芸能大会
日時:11月25日(土)13時開演(12時~開場)
場所:日本青年館ホール
住所:東京都新宿区霞ヶ丘町4-1

日本青年館公式サイト:https://nippon-seinenkan.or.jp/seinenkan/
第70回全国民俗芸能大会チケット情報:https://teket.jp/1458/26637

(佐藤 ひより)

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