小牧市にあるこまき新産業振興センターでは、地域企業の新規事業立ち上げを支援している。その一例が、大和木工所の新プロジェクトだ。
創業70年以上の歴史を誇る、愛知県小牧市の大和木工所では、木のぬくもりとデザイン性に優れた木のおもちゃブランド「kky」を立ち上げ、自社ECサイトでの販売に向け、準備を進めている。
老舗木工所の新たな挑戦
大和木工所は、映画館の座席づくりから事業をスタート。職人技を駆使して国内外の映画館を支えてきた。その後、住宅向けの特注家具製作へと事業をシフト。匠の技を受け継ぎながら、木工技術を磨き上げてきた。
そして、木工所としての新たな可能性を追求するべく、地域の人々へ木の魅力を直接届けられる商品作りを思い描く。木のぬくもりを多くの人々に伝えたい、そんな熱い思いで商品作りに取り組んだと、大和木工所代表の廣瀬秀太郎氏は語っている。
安全性とデザイン性に優れた木のおもちゃ
そこで誕生したのが、安全性とデザイン性に優れたオリジナル木のおもちゃ。手に取って遊ぶ木の温もりを感じてほしい、そんな思いから「kky」ブランドが生まれた。
食べ物やキッチンなどのセットは、木そのものの色で表現。自然の素材感を楽しめる。環境に優しく、特別なギフトにも最適だ。
こだわり抜いた木のおもちゃには、職人技が光るアイテムも。子どもにも大人にも喜ばれる、木の魅力が詰まった商品を目指している。
地域産業への思い入れが込められている木工所の新たなる挑戦。今後の動向が楽しみな新ブランド「kky」の詳細は、こまき新産業振興センターの記事で確認できるので、気になる人はチェックしてみては。
こまき新産業振興センターの記事 URL:https://komaki-nipc.jp/hikarimono/archives/1235
(Higuchi)