会員制ラーメン屋「Gyokotsuya」が、鯛の出汁だけで作った魚骨拉麺を提供する新店舗「博多 一鯛一」を、福岡市博多にて、11月4日(土)にオープンした。
魚の王様である鯛の旨味を追求
一匹のうち、食べられる身の部分はわずか3割程度という、魚の王様・鯛。さばいた後、中骨や頭、内臓といった残り7割の大部分は、産業廃棄物として処分されてきた。
「捨てられる部分を利用できないか」との思いから、ミシュランの料理人が一対一で鯛と向き合い続け、和食のように丁寧に、長時間かけて下処理することで唯一無二のスープが誕生。
そして、一般的な魚骨拉麺の常識を覆す、鯛の骨をベースに出汁を取った魚骨拉麺が完成し、「博多 一鯛一」では、魚の王様である鯛の旨味を追求する新たなラーメン体験を提供する。
豚肉を使わずに完全魚骨のみで調理
また、今後多様性の世の中に寄り添えるよう、福岡の食文化である「ラーメン」を世界中の人に愛してもらいたいという想いから、豚肉を使わずに完全魚骨のみで作り上げているのも特徴。今までは文化や宗教で食することを諦めていた国の人たちにも、ラーメンを楽しんでもらうことを目指している。
博多らしい味わいが楽しめる新商品
「魚骨明太つけ麺」は、自慢の魚骨スープに、博多の名物明太子を贅沢に配合。博多の伝統的な明太子と魚の王様の鯛を絶妙に組み合わせた、味わい深い明太スープは、明太子の辛みと鯛の優しい旨味が融合し、贅沢で満足感のある一杯に仕上がっている。
つけ麺のスープに合わせてオリジナルブレンドした同店独自の麺は、スープとの相性抜群。大人気の定番魚骨ラーメンをアレンジした、お昼の時間帯の「博多 一鯛一」でしか味わえない新商品だ。
「明鯛丼」には、自慢の魚骨スープで炊き込んだご飯の上に、博多の名物明太子を贅沢に1本使用。鯛の出汁を使用した炊き込みご飯は、ふっくらとした食感と豊かな風味を楽しむことができる。
卓上の窯で焼き上げた「明鯛丼」の最後は、お好みでおこげを作ったり、残ったスープをかけたりしてアレンジしてみて。
鯛の出汁の深い味わい×新鮮な食材
鯛の出汁の深い味わいと新鮮な食材を組み合わせた、博多ラーメンの新たなトレンドを創り出すことを使命にしている「博多 一鯛一」。
同店で、“ミシュランの料理人が歳月をかけ追求し辿り着いた秘境のスープ”を味わってみては。
■博多 一鯛一 本店
住所:福岡県福岡市博多区中洲4-1-11 内山第45ビル1階
営業時間:11:00〜14:00(13:30LO)
Instagram:@hakata_ichitaiichi
(佐藤ゆり)