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【栃木県旧大平町(栃木市)】太平山の下、平穏無事な時間の流れとともに

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栃木県旧大平町(栃木市)

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、栃木県旧大平町(栃木市)を写真とともに紹介する。

Vol.103/栃木県旧大平町(栃木市)

Vol.102で紹介した旧岩舟町と、栃木市街地のちょうど中間に位置しているのが旧大平町だ。現在はいずれも栃木市なので、同じ市内を移動しているわけではあるけれど、岩船山の豪快な山肌が見える旧岩舟町の景色や、栃木市の蔵のまちなみでもなく、穏やかな住宅街として広がっているのが、旧大平町だと思う。それでも地名の通り、北側には太平山があり、両毛線の大平下駅、東武日光線の新大平下駅と、駅の名前にも大平の名がついている。

新大平下駅

自転車がびっしり

学生の背中姿が見える

大平運動公園へ

野球場だ

近くで見ると

鹿沼市からやってきた、永野川が流れる

新大平下駅の近くには大平運動公園があって、野球場やテニスコートや多目的広場、いろんなスポーツができる。テニスコートで汗を流していた年配の方々の姿は、平穏無事な光景だった。やがて、鹿沼市から流れてくる永野川を渡れば、栃木市の市街地にいよいよ近づいていく。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247/

   

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