「CafeRiecco」は、カレースパイスを使用した「華麗なるモンブラン」の店内提供を、11月4日(土)よりスタートした。
カレーと縁深いエリア「稲沢市」
これまで稲沢市にはご当地グルメがなかったが、市政65周年を迎え、新たにご当地グルメをつくり、町おこしの一つとすることを決定。
同市は日本で初めて本格的なルウタイプの即席カレー「オリエンタルカレー」を作った、オリエンタルが本社を構える町で、カレーと縁深いエリア。また、銀杏が稲沢市の特産品であり、イチョウの黄金色がカレーを連想させる事に注目して、ご当地グルメの“カレー”が新たに始まった。
「カレーのスパイスを使う」「稲沢らしさを表現」「店の個性を加える」の3点をルールとし、市内飲食店に協力を依頼したところ、イタリアンや中華料理店、和洋菓子店など40店が手を挙げた。稲沢らしさを表現するために工夫を凝らしたメニューは、基本のカレーライスの枠を超え、パンやラーメン、スイーツにまで拡大している。
11月4日(土)、稲沢市役所にて開かれた「稲沢カレーフェスティバル」でお披露目し、市長による「華麗(カレー)なるまち稲沢」の宣言をきっかけに、ご当地グルメとして一斉スタートとなった。
スパイスの風味や刺激を感じるスイーツ
「華麗なるモンブラン」の盛り付けは、カレーライスをイメージし、ライス、カレールー、福神漬けにそれぞれを見立てたデザイン。モンブランの中には米やカレースパイス5種を使用し、カレーというテーマに沿った仕上がりとなっている。
カレーライスとモンブランという通常では合わさることのない二つ。当然だが、同メニューはスイーツとして制作しているため“甘いもの”。スパイスの風味や刺激を感じる新感覚スイーツとなっている。
ドルチェは常時6~7種ほど提供
CafeRieccoは、2019年にオープンしたパスタを中心としたイタリア料理を提供するカフェレストラン。
パスタとドルチェの店舗だが、特にこだわっているところはすべて店内で製造する手作りドルチェ。ドルチェは常時6~7種ほど提供しており、イタリア定番のものや、季節ごとに変わる限定商品が特に好評だという。
また、パスタのおすすめは豊橋産の青じそを使ったパスタ。青じそは愛知県が全国生産量1位であり、豊橋市が主たる生産地。豊橋の青じそ農家から直送で仕入れてパスタのソースにしている。
カレースパイスを使用した「華麗なるモンブラン」を、この機会にチェックしてみては。
■CafeRiecco
住所:愛知県稲沢市大塚北6-57
アクセス:名鉄本線 国府宮駅 徒歩15分
営業時間:11:00~22:00
定休日:水曜日
座席数:43席
URL:https://caferiecco.amebaownd.com/
Instagram:https://www.instagram.com/caferiecco/
(江崎貴子)