アイボウは、埼玉県川越市の魅力をバーチャル空間で再現し、ユーザーに独特な体験を提供することを目的とし、バーチャル空間の「AIBOU TOWN in KAWAGOE」を11月13日(月)に公開した。
「AIBOU TOWN in KAWAGOE」は、ただのバーチャルツアーではなく、実際の店舗と連携したインタラクティブな体験を実現。ユーザーは、川越の店舗を訪れたかのような感覚で商品を閲覧し、購入できる。これにより、地域文化のデジタル化という新しい領域を切り開くことになるだろう。
2エリアに12以上のバーチャル店舗が並ぶ
バーチャル空間には、飲食店、結婚式場、ジュエリーショップ、ライブハウスなど、12店舗以上がバーチャル店舗として再現されている。
このエリアは、2つの異なるゾーンに分かれており、1つは古き良き街並みである小江戸川越をモチーフにした「小江戸ゾーン」、
もう1つは、洋風な建物を特徴とする「モダンゾーン」となっている。
リアルなバーチャル店舗でリアルタイムショッピング
「AIBOU TOWN in KAWAGOE」では、3D写真技術を駆使して、実際の店舗の内外装を精密に再現。
ユーザーは、実店舗の雰囲気、デザイン、さらにはその場の空気感までも感じ取ることができ、まるでその場にいるかのようなリアリスティックなバーチャル体験を享受できる。
また、一部の店舗では、バーチャル体験をしながら、ECサイトで商品を購入することが可能。この没入型のバーチャル体験は、ただのオンラインショッピングを超え、ユーザーの新しい購買体験と感覚的な満足を叶えるだろう。
この革新的なアプローチにより、デジタルと現実の境界を曖昧にし、遠方にいる人々でも特定の場所や文化を深く体験できるようになるかもしれない。
「AIBOU TOWN in KAWAGOE」をスタート地点に
アイボウは、このプロジェクトを通じて、新しいビジネスモデルの可能性を探求している。
同社代表の鈴木光貴氏は、「このプロジェクトが単なるビジネスの枠を超え、地域コミュニティの結束を強化し、文化的遺産の継承者としての役割を果たすことを願っています。この先進的な取り組みは、地元の魅力を世界に発信すると共に、地域経済の活性化にも寄与することでしょう(一部抜粋)」とコメントを寄せた。
同社は、「AIBOU TOWN in KAWAGOE」をスタート地点として、将来的には他の地域や都市の魅力もバーチャルで再現する計画を持っている。
この取り組みが地域文化の保存と発展に対する新しいアプローチを提案し、デジタル時代における地域コミュニティの可能性を広げるだろう。
遠く離れた場所からでも、川越の魅力をリアルに体験できる「AIBOU TOWN in KAWAGOE」を訪れてみては。
「AIBOU TOWN in KAWAGOE」紹介ページ:https://aibou-pro.com/aiboutown
(Higuchi)