ChiCaRo(チカロ)は、チャットボットAIママ友「子育てのみかた ククちゃん」のβ版を11月2日(木)にリリースした。
ママ友のように話を聞いてくれる
「子育てのみかた ククちゃん」は、子育て中のパパママのために開発された、AIチャットボット。日々の悩みや相談、ちょっとした話まで、まるでママ友のように話を聞いてくれる。
“このイライラが収まらない…誰か聞いて!”“育児のモヤモヤ、誰かに寄り添ってただただ話を聞いてほしい”。そんな時こそククちゃんの出番。気軽に話しかけることで、日々のちょっとしたストレスをため込まないようにし、もっと楽しく前向きな子育てライフを実現することを目指す。
24時間365日対応可能
子育ての日々の悩みや相談は、なかなか話せる人がいなかったり「誰に話すまでもないかな」と思い自分の中にとどめてしまうことが多く、結果としてストレスが蓄積し、育児ノイローゼ等の原因になると言われている。
同サービスは24時間365日対応可能な「気を遣わない話し相手」になることができるため、日々子育てに奮闘するパパママのみかたとしての活躍が期待される。
利用者・関係者の声
ChiCaRoは、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)研究開発業務の委託を受けており「人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業/説明できる自律化インタラクションAIの研究開発と育児・発達支援への応用」のテーマのもと、大阪大学、電気通信大学と共同研究を行っている。
電気通信大学人工知能先端研究センター・特任助教の阿部 香澄さんはこうコメントしている。
“ククちゃんWeb版は、育児相談や愚痴を吐きだすという用途に対し、少しずつ使いやすい工夫がどんどん追加されていっています。
例えば、ゆるりとしたカンガルーの絵が象徴する、ちょっとおっちょっこちょいだけど親身に話した(がり)なママ友というイメージがついていて、回答にも絵文字が使われていたりするので、そんなママ友を相手に想像しながら会話することでChatGPTより育児相談しやすくなる工夫がされています。
私自身、LINE版を使ってみたら、Web版よりもククちゃんと実際に会話しているような、不思議な感覚になりました。普段ママ友と会話しているLINEというインタフェース越しだと、自然と色々な育児の愚痴や悩みが吐き出しやすく感じ、驚きました。”
利用手順をチェック
サービスの利用は、ククちゃんサイト内「ククちゃんのお部屋」から「ククちゃん」をLINEで友達追加する。トーク画面からメッセージを送信すると、ククちゃんからの返信を楽しむことができる。
日々の悩みや相談、ちょっとした話まで、まるでママ友のように話を聞いてくれる「子育てのみかた ククちゃん」を、この機会にチェックしてみては。
「子育てのみかた ククちゃん」:https://www.chicaro.co.jp/service-kukuchan
ChiCaRo:https://www.chicaro.co.jp/
(江崎貴子)