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【東京都】足立区・荒川区のWebメディアが、地域の人と作る雑誌『ガチアダチ』の商業出版に挑戦

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The 12th Playerが運営する足立区・荒川区のWebメディア「トネリライナーノーツ」は、“応援が循環する地域”というビジョンを叶えるために、“応援”をテーマとした雑誌『ガチアダチ』を商業出版することにチャレンジする。

今年12月で5年目に突入した「トネリライナーノーツ」の地域を紹介する企画でつながってきた100人以上の人たちを取材して、『ガチアダチ』の誌面を制作する。

足立区・荒川区の物語を届けるWebメディア


「トネリライナーノーツ」は、「応援は、応援を呼ぶ」をDNAに、足立区・荒川区の物語を届けるWebメディア。

これまでに、「トネリライナーノーツ」は地域の物語を112記事アップしていて、その他に、足立区やその近隣地域の企業や団体などの“ダチ(友だち)”を紹介する企画「ダチアダチ」では21団体(2023年2月開始)を、足立区・荒川区で活動する人たちをポートレートと共に紹介する企画「舎人線寫眞」では146人(2020年1月開始)を、記事で発信している(※)。


また、足立区東伊興のおにぎり屋「にぎりむすび」の食事を、地域の子ども団体(NPO法人や子ども食堂)を通じて、それを必要としている子どもたちに無料で継続して届けるプロジェクト「にぎりむすびギフト」のCSR記事も担当していて、2021年6月の開始から402回にわたって5835食を子どもたちに届けた(※)。

『ガチアダチ』にチャレンジする背景


少子高齢化が進む日本の中で、地域という文脈では資本主義下の評価指標である「お金」の循環が減っていくことは避けられない。ただ、「お金」の循環が減っても、心の豊かさは生み出せると考えている。そのために地域の文脈において必要なのは、「お金」に代わる新しい評価指標で、「トネリライナーノーツ」はその評価指標を「応援」に定めたという。

「トネリライナーノーツ」が、100人以上の地域の人たちと「応援」をテーマとした雑誌を制作すること、また、商業出版という大きなチャレンジをすることによって、足立区とその周辺地域が「応援が循環する地域」として、地域で活動している人たちの心の豊かさを生み出せると考えている。

大まかなスケジュール

『ガチアダチ』の出版までの大まかなスケジュールは、「目次の叩き台を作成」「制作費のために誌面広告の営業を開始」「地域で活動する100人以上に制作協力を依頼・取材」「制作費を募るクラウドファンディングを実施」「制作費の目途が立ち次第、編集プロダクションと制作スタート」「The 12th Playerが出版事業を開始して、流通方法を決定」「雑誌が完成次第、販売を開始」となっている。

なお、『ガチアダチ』の制作費を除いた販売による収益の半分は、地域の子ども団体のチャレンジに支援する。


上記画像は「トネリライナーノーツ」編集部。左が編集者のしまいしほみさん、右がカメラマンの山本陸さん、そして中央が、編集長で、足立区古千谷本町にある「全學寺」副住職の大島俊映さんだ。


また、『ガチアダチ』の制作は、台東区柳橋の編集プロダクション「伊勢出版」と共同で行う。上記画像中央が「伊勢出版」代表の伊勢新九朗さんだ。

地域を紹介する企画でつながってきた100人以上と一緒に作る雑誌『ガチアダチ』の商業出版に挑戦する「トネリライナーノーツ」に注目してみては。

『ガチアダチ』特設ページ:https://tonerilinernotes.com/gachi-adachi/

※2023年11月30日(木)現在

(角谷良平)

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