ユカシカドは、検査結果から自分に合った栄養食品が選べる新サービスの先行予約販売を12月13日(水)15時より開始した。来年3月には一般販売予定。
食事の偏りや少食・欠食で新型栄養失調が問題に
日本では戦後のフードサイエンスの発展とともに食が多様化した一方、生活習慣病は増加傾向にある。
食の選択肢が無数にあり、望む食品が手に入りやすい日本において近年、新型栄養失調といわれる成人の栄養不足、高齢者の低栄養問題など、食事の偏りや少食・欠食が要因で起こる現象が問題視されている。
昨今では、コロナウイルス感染症拡大の影響により、人々の「健康的な生活」への意識は高まったが、感染症収束後の2023年には物価高騰の影響も相まって、「健康のための商品(サプリメントや健康食品、ドリンクなど)」にかける金額が過去5年間で最も少額になっている。
電通が実施した、第17回「ウェルネス1万人調査」によると、以前にもましてコストパフォーマンスが高い商品を選択する時代に移行していくことが予想されている。
服のように自分の体に合った食品が選べる
衣服は、体の大きさに応じて自分に合ったサイズ選びができるのは当たり前。しかし食品においては、体質や環境によって必要な栄養が異なるにもかかわらず、同じ栄養価が配合された食品しか選択することができなかった。
栄養食品に関する大規模調査からも、大半の人が自分に合った食品を選ぶことができていない結果が示された。
尿検査で自分に合った栄養食を選べる「TYPE FOOD」
「TYPE FOOD」では、尿検査をすれば今自分が必要としている栄養のTYPEがわかる。あとは、好みの食品を選ぶだけ。
今回新たに開発した栄養検査キット「MY TYPE」は、尿中の代謝物から自分が今必要としている「栄養TYPE(5つのTYPEを判定)」と「栄養バランス」がわかる検査となっている。
また、「TYPE FOOD」は、自分の体に合った栄養食品を70種類の中から選択可能。現在の食習慣を変えることなく自然に健康的な食生活を送ることができる。
これまでのパーソナライズ栄養改善サービスに加えて、今回リリースする栄養TYPEから最適な栄養食品を提供するサービスを通じて、同社はこれまで以上に多くの人の栄養改善をサポートし、健康課題の解決を実現するという。
初期商品は蒸しパンやカレーなど70品が登場
栄養スクリーニング検査キット「MY TYPE」の販売価格は2回分で1,000円(税込)。
「栄養TYPE」は、ユカシカドが保有する尿中栄養データなどから作成したアルゴリズムにより最適な「栄養TYPE」を決定している(特許出願中)。
「栄養バランス」は、複数の栄養に関する代謝物の同定・検出に成功(特許取得済)し、ビタミン・ミネラル・たんぱく質の「栄養バランス」の評価を可能にした。
TYPE別栄養食「TYPE FOOD」の販売価格は商品により異なる。同商品は、検査結果によってわかった5つのTYPEから選択可能な栄養食品だ。
栄養素(ビタミン、ミネラルなど)の配合が異なる5つのTYPEの食品により最適な栄養の摂取が可能(特許出願済)だ。350種類(70品×5TYPE)から選択でき、初期商品は蒸しパン、カレー、ドレッシングなど70品を準備。
自分の体に合った食品を知りたい人は、「TYPE FOOD」をチェックしてみては。
予約サイト:https://lp.typefood.jp/trialset/reservation/0001/
公式サイト:https://typefood.jp/
(佐藤 ひより)