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テーマは“暮らし、旅をする”。アートとクラフトのECプラットフォーム「VERNACLE」誕生

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vernacleは、「風(旅)」と「土(暮らし)」をテーマにしたアイテムを扱うアートとクラフトのECプラットフォーム「VERNACLE(ヴァナクル)」を、12月19日(火)にオープンした。

Life and Journey.

暮らしを耕すために旅をする、旅をするために日々を慈しむ、そして人生の風土を育んでいく。

「VERNACLE」のコンセプトは「Life and Journey.(暮らし、旅をする)」。

「VERNACLE」は、「Vernacular(ヴァナキュラー)」からインスパイアされた造語だ。Vernacularとは、その土地の環境に最適化された建築様式であったり、地域や民族に伝わる童謡や民謡であったり、その風土の上で営まれた土着の文化のことを指す。

風土はその土地固有の気候や地質に見られる環境を指すが、少しずつ変化していく。「風」と「土」の文字から構成される通り、風によって外部からさまざまな種子が運びこまれ、大気などの影響を受けながらその土地に根付いたものがゆっくりと成長し、生み出されていくものだ。適応できなかったものは絶え、また新たな影響によってゆっくりと変化しながら育まれていく。


ものや情報が手軽に国境を越え、どこでも同じようなものが作れる時代にあって、風土を色濃く反映した道具や芸術作品は、とても興味深く感じられる。そこで、「VERNACLE」では「風(旅)」と「土(暮らし)」をテーマにさまざまなアイテムを世界中から集め、作家の背景にある固有の文化とともに届けていく。

作家の背景にある固有の文化とともに販売

「風」は、主に「旅」や「モビリティ」をテーマにしたアイテム。風は、気温の差によって生まれる大気の現象であり、さまざまなものを運ぶ媒介物。暮らしや日常に新たな視点を与える存在であり、風そのものも潤いと刺激を与えてくれる。

「土」は、主に「暮らし」や「ライフスタイル」をテーマにしたアイテム。土は、万物を育む大地であり、土台となるものだが、緯度や高度によって肥沃にも過酷にも変化し、環境の循環を生み出すものでもある。そして、わたしたちの暮らしを支え、安らぎを与えるものだ。


取り扱い商品には、イタリアと日本の作家・ブランドが揃う。

「Hands on Design(ハンズオンデザイン)」からは、Lorenzo Franceschinis(ロレンツォ・フランチェスキーニス)/木工作家、Riccardo Monte(リカルド・モンテ)/木工作家、Ercole Moretti(エルコレ・モレッティ)/ガラス工房、SOFFIERIA(ソッフィエリア)/ガラス工房のアイテムがラインアップ。そのほか、イタリアのARCADE MURANO(アルカデムラーノ)/ガラス作家のアイテムも取り扱う。

日本からは、井組裕介/革職人、小野澤弘一/陶芸家、中川周士/桶職人、KeiCondo/陶芸家、Shu Onodera/フラワーアーティスト、tagotto(フカノナツ)/ボタニカルアーティスト、黒田泰蔵/陶芸家などの商品を取り扱う。

「VERNACLE」で、旅と暮らしをテーマにしたアイテムを手に入れてみては。

VERNACLEオンラインショップ:https://vernacle.jp/

(山本えり)

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