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【東京都豊島区】シェアハウスTOKYO<β>にて障がいのある人のアートを活用したプロジェクト始動

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VALT JAPANは、三好不動産とともに、三好不動産が運営するTOKYO<β>のシェアハウスに入居する人の住環境向上を目指し、障がいのある人のアートを活用した「インクルーシブ・クリーンアートPROJECT」を始動した。

よりクリーンで快適な住環境空間を提供

これまでTOKYO<β>の定期清掃を担当してきたVALT JAPANは、三好不動産の取り組みに賛同し、プロジェクトを始動。1万回以上の清掃経験から得た知見とナッジ理論を用いて、物件の共用スペースを中心にアートを施すことで、居住者自身がキレイに共用スペースを使おうという意識になり、よりクリーンで快適な住環境空間を提供することが狙いだ。


「インクルーシブ・クリーンアートPROJECT」第一弾では、東京都豊島区のシェアハウス一棟をアートで埋め尽くすことが決まり、この度完成した。


なお、制作はアーティストの長谷川諒さん。プロジェクトの全体管理はVALT JAPANが行い、アーティストの選定、及びディレクションはアウトサイダーアート事業を展開しているSAKASが担当した。


今後もVALT JAPANと三好不動産は、TOKYO<β>のシェアハウスを中心に「インクルーシブ・クリーンアートPROJECT」を推進していくという。

長谷川諒さんについて


制作者の長谷川諒さんは、前橋市内の障害福祉サービス事業所「麦わら屋」に所属。カラーペンやポスカを使い、不規則で細かい模様を様々な色を使って描く。小さく切った折り紙を絵に貼り付け、貼り絵なども織り交ぜながら表現力豊かに作品を作り、質感の違いを楽しむ。鑑賞者からすると、ほとんどが抽象画なのに対して、タイトルは「俊太君とDVDを見ました」などと日常を切り取った長谷川さん自身の個人の思い出のような作品がほとんど。作業中は独特のリズムで歌いながら、楽しそうに絵を描いているという。

プロジェクト発足の背景

TOKYO<β>は、高品質の住環境を提供するシェアハウスとして、国内外の居住者からの支持を受け、シェアハウスのトップブランドとして認知されている。

TOKYO<β>を運営する三好不動産は、「すべての人に快適な住環境を提供したい」という基本姿勢に加え、よりダイバーシティ&インクルージョンをさらに発展させるため、定期清掃にVALT JAPANの就労困難者特化型プラットフォーム「NEXT HERO」を採用し、住環境の高い品質担保とダイバーシティ&インクルージョンを実現してきた。これまでの清掃作業は1万回を超えている。

「インクルーシブ・クリーンアートPROJECT」は、より快適な住環境を提供するため、日々の清掃に加え、住人同士が綺麗に使おうという意識をもってもらえば、より住みやすい住環境を生み出せるのではないか、というところからスタートした。


今回の取り組みは、VALT JAPANとして初めての試みとなる。居住者に、より快適で高品質な住環境作りに貢献していきたいという思いから始まった1アイディアが、素晴らしいチームによって実現した。

VALT JAPANは、今後の定期清掃において、実際に住環境に変化があったのかどうか利用者の声も含めて、効果を見守りたいとしている。

「インクルーシブ・クリーンアートPROJECT」の今後にも注目だ。

VALT JAPAN:https://www.valt-japan.com/

※室内画像は施工例(Before After イメージ)

(角谷良平)

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