有田焼窯元「深川製磁」が、佐賀県嬉野市「和多屋別荘」にて、1月15日(月)～2月14日(水)の期間、POP UP STORE「深川のモノごこち」を開催する。

原点に戻り進化しつづけていくためのPOPUP

2024年1月に130年を迎える「深川製磁」。初代・深川忠次は、“世界一のやきもの”づくりをめざして創業し、創業当初から受け継がれてきた技術を守り、その時代に合った“日本の美感”を追求し続けてきた。

今回、原点に立ち戻り、進化しつづけていくためのチャレンジの1つとして、同じく老舗ながら新しい旅館のかたちに挑戦を続ける「和多屋別荘」を会場としてPOP UPを開催。

ブルーワイナリーシリーズ

POP UPスペースでは、深川製磁の世界でも歴史と技術が注目をされ続けている磁器の製造過程を特別に見ることができ、「フカガワブルー」と呼ばれる鮮やかな青、そして光にかざすと透けるほどの透白磁を実際に触れて感じることができる空間となっている。

同POP UP STOREでは、25周年をむかえた深川製磁ブルーワイナリーシリーズをメインに、「TEWAZA」「白磁ATSUSHI」シリーズの展示の販売も予定されている。

香りでも「深川製磁」の世界観を演出

展示は、深川製磁ブルーワイナリーの美しさを際立たせるため制作したオリジナルミニキッチンをPOP UPスペース中央に配置。

またPOP UP空間には、日本香堂・堀田調香師がブルーワイナリーをイメージして作成したオリジナルフレグランスミストを噴霧し、香りでも世界観を演出。「深川製磁」の130年の歴史を振り返り、国を超え、時を超えて人を魅了し続ける世界を和多屋別荘にて表現する。

西日本初POP UPとなる「香十」の商品を販売

金襴桜　篭目香炉

POP UP期間中、深川製磁コラボレーション企画として、448年の歴史を持つ香老舗「香十」と「深川製磁」がコラボした「香老舗香十×深川製磁 ～香りと香炉～」を開催。「深川製磁」の香炉とともに、西日本初POP UPとなる「香十」の商品を、今回特別に和多屋別荘内のみで購入することができる。

普段は目にすることができない稀少な香商品の逸品も特別展示されるのでお見逃しなく。

スペシャル創香室イベント

1月21日(日)に、BOOKS＆TEA 三服内 創香室にてに実施される「日本香堂Yohaku Lab 創香室×深川製磁 ～スペシャル創香室イベント～」では、「深川製磁」の世界観をイメージした新レシピをお届け。当日は堀田調香師と「深川製磁」副社長の深川真樹生氏が参加し、創香のテーマとなっているブルーワイナリーや新レシピについて語る。

10:00と14:00からの実施で、定員は各回6名。価格は6,600円で、申込締切は開始30分前までだ。

特別コラボメニュー

スペシャルアフタヌーンティー

カフェ「Made in ピエール・エルメ 和多屋別荘」×深川製磁 ～特別コラボメニュー～では、「ピエール・エルメ×深川製磁～コラボマカロンセット～」や、1日16名限定の「特別アフタヌーンティー」、注文時に好きな器を選べる「飯碗ソフトクリーム」を提供。POP UPならではの特別な企画をお見逃しなく！

■深川のモノごこち
日程：1月15日(月)～2月14日(水)
時間：8：00～20：00
場所：和多屋別荘 POP UP STORE(フロント前)
住所：佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙738
深川のモノごこち：https://wataya.co.jp/facility/fukagawaseiji

(佐藤ゆり)