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【石川県・富山県・福井県】こみんぐるが、能登半島地震被災者を受け入れ可能な宿泊施設一覧サイト公開

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こみんぐるは、1月1日(月・祝)に発生した能登半島地震の被災者を支援するため、石川県珠洲市在住の移住仲間である岩城慶太郎氏と連携し、国や自治体に先駆けて、民間による被災者の二次避難を支援する活動を始動した。

「二次避難場所」の確保が喫緊の課題

元日の能登半島を襲った大地震が、甚大な被害をもたらしている。多くの家屋が倒壊した石川県では、停電や断水等ライフラインの断絶に加え、暖房器具や燃料、毛布なども不足するなど、非常に厳しい避難環境となっているという。

また、最大震度6強を観測した珠洲市では、受け入れ人数が200人程の避難所に400人以上が集まるなど過密状態となっている。避難所ではインフルエンザや新型コロナ等の感染者が増えているとの報告もあり、避難環境の改善や生活環境およびライフラインの整った「二次避難場所」の確保が喫緊の課題だという。

被災者の受け入れが可能な宿泊施設を募集中

こみんぐるでは、自宅での生活が困難な被災者を支援するため、被災者の受け入れが可能な宿泊施設を募集中だ。現時点では、石川県・富山県・福井県の宿泊施設のみを募集している。

なお、募集は、旅館業法に基づく営業許可を取得している、または宿泊事業法による申請をおこなっている施設に限る。

被災者の受け入れが可能な宿泊施設一覧サイトを公開

また、被災者受け入れに賛同した宿泊施設の情報を集約・掲載した「能登半島地震被災者受け入れ宿泊施設一覧サイト」を開設しており、被災者へ情報を提供している。

1月8日(月)時点で36ヵ所の宿泊施設を掲載しており、随時情報は更新される。掲載されている宿泊施設は、現時点では最長で1月末まで、無償または安価で滞在することができる。素泊まり・朝食無しで、料金は各宿ごとに記載されており、小学生以下は無料となっている。

なお、同サイトは宿泊を仲介するものではないため、宿泊先へは自身で連絡することになっている。

詳細は「能登半島地震被災者受け入れ宿泊施設一覧サイト」で確認を。

「能登半島地震避難者受入基金」について

そのほか、支援活動の基盤となる任意団体「能登半島地震避難者受入基金」を1月6日(土)に設立し、この基金から各宿泊事業者へ宿泊費の補填をすることにより、より多くの被災者が自己負担なく二次避難先の宿泊施設に滞在できるよう仕組みを構築中(※)だという。

寄付の方法は銀行口座への振り込みで、現在、団体名義での口座開設手続きを進めているという。口座開設完了のお知らせや、「能登半島地震避難者受入基金」の詳細については、「能登半島地震被災者受け入れ宿泊施設一覧サイト」で発表される。

こみんぐるについて


こみんぐるは、石川県金沢市で町家や空き家を改修・活用した一棟貸しの宿「旅音(TABI-NE)」など20棟の宿泊施設を運営。


さらに、石川県珠洲市で過疎化の進む限界集落を、未来志向の集落へと再生するプロジェクトを進めている。

こみんぐるの活動については、公式サイトで詳しく紹介されている。

能登半島地震被災者受け入れ宿泊施設一覧サイト URL:https://notoearthquake.hp.peraichi.com/
こみんぐるHP:https://comingle.jp/

※基金から各宿泊事業者へ補填する仕組みを構築しており、被災者が直接申請するものではない。

(yukari)

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