ダイナは、い草で作ったフローラルウォーターとオーガニック無染土畳のクラウドファインディング「国内生産量が1/10以下に… 日本で畳をつくるい草農家と国産い草を守りたい!」をCAMPFIREにて開始した。
い草の可能性を広げたい
畳の原料い草の国内生産量は激減し続け、生産の9割以上を担う熊本の農家の数は40年前から95%減少した。しかし、い草は畳としてだけでなく植物としても素晴らしい効能があることがわかっている。
「国内生産量が1/10以下に… 日本で畳をつくるい草農家と国産い草を守りたい!」は、い草の可能性を広げ、自然とカラダに優しい畳づくりを推進するために立ち上げた。
“い草の新たな市場を開拓すること”を目指して
ダイナは、27年前に創業して関西圏を中心に畳の製造販売を行ってきたが、全国の畳の生産量は20年前から1/10にまで減少。
日本国内におけるい草の農家も1/4以下になり、国内自給率は2019年時点で22%にまで落ち込んでいる。
「このままでは日本文化の畳を国内生産できなくなってしまうのではないか」。そんな危機感のもと、“い草の新たな市場を開拓すること”を目指して、い草の新商品ブランド「IGUSABI」を立ち上げ、畳以外の製品開発に取り組み始めた。
いぐさフローラルウォーター
今回は、その第一弾商品の農薬不使用で100%天然由来のい草から抽出された「いぐさフローラルウォーター」の案内をクラウドファンディングにて公開。
なお、多くの人に「いぐさフローラルウォーター」知ってもらうために、最大30%OFFの割引価格で用意している。
農薬を使用せず無染土で織り上げた畳表
また、い草製品の開発と並行して取り組んでいるのが畳を作る人、使う人、自然環境すべてに優しい安全で高品質な畳をつくることだという。
畳表づくりの工程では、農薬の使用や泥染めという加工をすることが一般的だ。
これらを行なわずに畳をつくることはどちらも非常に手間がかかり、高い技術を必要とする。そのため両方の条件を満たして畳表を生産している農家は現在いない。
しかしこの2つはどちらも生産者・使用者の身体に良いものとは言えない。ダイナは「農薬を使用せず、無染土で織り上げた畳表」を実現させるために2020年から活動を開始した。
ダイナは、つくる人も、使う人も、もちろん自然にも心地の良い畳として、この畳を「自然-JINEN-」と名付けた。
豊富なリターンも用意
クラウドファインディングプロジェクト「国内生産量が1/10以下に… 日本で畳をつくるい草農家と国産い草を守りたい!」では、い草フローラルウォーターと無染土畳「自然」のほか、い草食品4点セット、京都京北でプライベート空間のアウトドア型サウナ施設を運営している「EARTHSAUNA」とのコラボなど豊富なリターンも用意している。
この機会に、「国内生産量が1/10以下に… 日本で畳をつくるい草農家と国産い草を守りたい!」をCAMPFIREにてチェックしてみては。
CAMPFIRE:https://camp-fire.jp/
プロジェクト名:国内生産量が1/10以下に… 日本で畳をつくるい草農家と国産い草を守りたい!
(角谷良平)