福井精米は、一人ひとりの好みにあった米を見つけることができる米選びの診断サイトである、「お米選びの診断チャート」をリリースした。
「お米選びの診断チャート」について
現在、市場には320種類もの主食用(ごはん)米の品種が登録されており、その中には知名度の低い品種も多く存在している。特に福井県の新品種「ふくむすめ」は2020年に登録された大粒品種だが、味の良さに比べて知名度が低く、なかなか市場に出回る機会が少ないという。
「お米選びの診断チャート」は、毎年多くの新しい米の品種が開発・発売されるなか、自分の好みに合う福井県の品種を見つけられるようなサービスだ。
米の選び方と特徴
米は「もっちり」「さっぱり」の食感、「あっさり」「甘い」の味の分類、粒の大きさによって食べ応えが異なる。例えば、「コシヒカリ」は「もっちり」「甘い」とされる一方、「ミルキークイーン」は「コシヒカリ」よりもさらに「もっちり」「甘い」ため、甘さを求める人には「ミルキークイーン」がおすすめだが、もっちりした食感が苦手な人には「コシヒカリ」がおすすめだ。
さらに、大粒ミルキークイーンともいわれる「ふくむすめ」は、「ミルキークイーン」の特徴に加えて食感と食べ応えも楽しめるため、「ミルキークイーン」の特徴に加えて食感と食べ応えも楽しみたい人におすすめ。
そういった特徴を加味して米選びをできるのが「お米選びの診断チャート」だ。
北陸米処福井県
福井県は「コシヒカリ」発祥の地で、北陸米処。延長116kmの「九頭竜川」は豊富な栄養を含んだ土地を作り上げ、さらに年間平均約2,000ミリを超える雨や雪が大地を潤し、山から注がれるミネラル分と共に大地に栄養を与えている。
「コシヒカリ」や「ハナエチゼン」「あきさかり」などの有名な品種から、「ミルキークイーン」などの特徴的な品種まで幅広く栽培し、全国で人気の米処だ。
3~6問の簡単な質問に答えるだけ
「お米選びの診断チャート」では、パネラー10名の意見をもとに、「あっさり」「甘味」「歯ごたえ」「粘り」「粒の大きさ」など、各品種の特徴を算出した。さらに、価格や無洗米の有無も考慮した。
3~6問の簡単な質問に答えるだけで、自分の好みに合う米を見つけることができる。「お米選びの診断チャート」を利用することで、福井県の米にチャレンジする機会にもなる。なお、診断結果には、一部石川県産、国内産も含まれている。
自分好みの米を知りたい・食べたい人は「お米選びの診断チャート」を試してみては。
お米選びの診断チャート:https://fukuinokomeya.com/html/page28.html
(角谷良平)