マネキンやディスプレイ什器の製作・レンタルや、商業施設の展示デザインやイベント企画・施工などの事業を展開する平和マネキンは、2月22日(木)～5月26日(日)に新潟県立万代島美術館にて開催される、コシノジュンコさんの展覧会「JUNKO KOSHINO コシノジュンコ 原点から現点」に、約100体のマネキンを提供する。

コシノジュンコさんの展覧会にマネキン約100体提供

創業75周年を迎える平和マネキンは、これまで「JUNKO KOSHINO コシノジュンコ 原点から現点」が開催された大分会場、大阪会場に続き、新潟会場でも、マネキンを提供すると共に、製作、仕上げ、設営など、全ての工程を一気通貫して担当する。

マネキンは、単に衣装を着せるためのものではなく、その衣装の魅力を最大限引き出すための重要なアイテムだ。平和マネキンは、コシノジュンコさんの繊細かつ大胆なシルエットの衣装を美しく見せるため、通常のマネキンにはない角度に腕を開いたり、逆立ちさせるなど、独自の設計を施し、コシノジュンコさんの世界観をそのまま表現できるよう工夫した。

ランウェイさながらの迫力

特に、華やかな衣装をまとったマネキンが、約25mにも渡って並んでいる様子は、ファッションショーのランウェイさながらの迫力。大阪会場に訪れた来場者からは、「非常に芸術性の高いマネキンで、見ているだけで躍動感がある」「コシノジュンコさんのコレクションを、より魅力的に表現している」など、たくさんの好評の声があったそうだ。

「JUNKO KOSHINO コシノジュンコ 原点から現点」では、衣装と共に、マネキンのデザイン性や細部の動きにも注目しながら、コシノジュンコさんの「原点」「対極」「現点」を楽しんでみては。

過去最大規模の展覧会

デザイナーとして65周年を迎えるコシノジュンコさん。

「JUNKO KOSHINO コシノジュンコ 原点から現点」は、創造の原点である高校時代に描いた絵画や、1960年に新人デザイナーの登竜門とされる装苑賞の受賞作品をはじめ、現在に至るまでに制作された衣装やデザイン画、写真パネル、映像演出など、約200点を紹介する過去最大規模の展覧会だ。

コシノジュンコさんからのメッセージ

コシノジュンコさんは「平和マネキンのマネキンは、来場者に注目される造形ながも、場に調和する自然な存在感を醸し出し、コシノジュンコの世界観を、より一層際立たせてくれます。

また、芸術性の高いマネキンの供給力と、スピーディーなデザイン対応力には、大変助けられました。本展は、平和マネキンが無ければ実現できなかったと感じています。

コシノジュンコの作品に新たな生命を吹き込んだマネキンは、訪れる方々に感動とインスピレーションを提供することができると信じています」とメッセージを寄せている。

この機会に、「JUNKO KOSHINO コシノジュンコ 原点から現点」を訪れてみては。

■企画展「JUNKO KOSHINO コシノジュンコ 原点から現点」
会期：2月22日(木)～5月26日(日)
会場：新潟県立万代島美術館
住所：新潟県新潟市中央区万代島5-1 朱鷺メッセ内 万代島ビル 5F
開館時間：10:00～18:00(観覧券販売は17:30まで)
休館日：月曜日※3月25日(月)、4月1日(月)・29日(月)、5月6日(月)は開館
観覧料：一般1,600円(1,400円)、高校・大学生1,300円(1,100円)、中学生以下無料
公式サイト：https://banbi.pref.niigata.lg.jp/exhibition/koshino/

※()内は有料20名以上の団体料金
※前売券(一般のみ 1,400円)は、2月21日(水)まで販売
※障害者手帳の所持者は観覧料免除

(角谷良平)