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【石川県七尾市】能登半島地震で「和倉温泉」が存続の危機、復興を目指しクラウドファンディングを開始

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令和6年能登半島地震で大規模な損壊被害を受けた、石川県七尾市の「和倉温泉」。和倉温泉が再び立ち上がって笑顔で利用者を迎えるために、和倉温泉観光協会は2月15日(木)~5月15日(水)の期間、READYFORにてクラウドファンディングを実施している。

22の旅館すべてが休業に

1月1日(月)16時10分、M7.6の地震が発生し、石川県七尾市に所在する和倉温泉は大規模な損壊被害を受け、22の旅館(全客室数約1300部屋、収容人数約6600名)すべてが休業に追い込まれた。能登半島は道路が分断され、2月10日(土)時点で断水が続き、復旧の見通しが困難な状況になっている。

そんななか、和倉温泉観光協会は、開湯1200年以来最大の緊急事態となった和倉温泉の存続のために、クラウドファンディングを開始した。


同協会は、旅館や商店、町会、交通など観光サービス事業者のメンバーで構成されている。花火大会や能登よさこい祭りなどの実施をはじめ、生誕15周年を迎えた和倉温泉PRキャラクター「和倉温泉わくたまくん」のグッズ開発と販売、全国出向宣伝などで、和倉温泉の魅力を発信している。

膨大な損害と相次ぐキャンセル

和倉温泉の旅館や温泉施設、商店、海沿いの護岸、サッカー・テニス合宿で利用されるグラウンドなど、建物・施設損害は、概算で1000億円以上といわれている。また、今年1月~2月の宿泊見込みが約77,000人だったが、地震の影響で100%キャンセルとなり、約20億円の売り上げが損失した。3月や4月もキャンセルが相次いでいる。

和倉温泉観光協会が今できることは、事業者一人ひとりの傍らに寄り添って、一緒に前を向いて進んでいくことだけという思いで開始したクラウドファンディング。様々なリターンが用意されているので、プロジェクトページをチェックして支援の気持ちを届けてみては。

READYFOR:https://readyfor.jp
プロジェクト名:令和6年能登半島地震で存続の危機。和倉温泉を助けて下さい。

和倉温泉観光協会HP:https://www.wakura.or.jp

(山本えり)

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