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【香川県高松市】拾った海ごみで楽器を作り、参加者全員でジャムセッションする「ゴミJAM@女木島」開催

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瀬戸内ユニブルーは、海岸に流れ着いたゴミで、世界にひとつだけの楽器をつくってジャムセッションする「ゴミJAM@女木島」を、3月10日(日)に開催する。

「ゴミJAM@女木島」について


「ゴミJAM@女木島」は、エシカルツーリズムの一環として、香川県高松市女木島の砂浜で海ごみ拾いをし、収集したごみで世界にひとつだけの楽器を作って、参加者全員でジャムセッションをしようという企画だ。

ごみ拾いは大変な作業だが、そこに楽器制作や演奏という要素を加えることで、参加者が義務感を感じながら活動するのではなく、主体的に楽しめる、より発展的なエシカルツーリズムの実現を目指している。

また、今回の企画は京都に住む学生が主たる参加者。瀬戸内海を漂う生活ごみの約半分は関西地方(淀川・大和川水系)から出ているとも言われており、参加者らは気づかないうちに海ごみを出す側になっている可能性がある。

関西に住む学生たちがこの活動を通して、瀬戸内海の海洋ごみ問題について、身近な問題として再考するきっかけになることを期待しているという。

アーキペラゴとのコラボレーション企画

「ゴミJAM@女木島」は、アーキペラゴとのコラボレーションによって開催される。

香川県を中心に「芸術士」として活躍する村井知之さんを迎え、参加者が思い思いに制作した個性的な楽器を使った本格的なジャムセッションを楽しみながら、海洋ゴミの新たな再利用可能性について考える。

海ごみ問題に取り組む瀬戸内ユニブルー

私たちの生活の中から河川をつたって流れ出る海ごみは、海洋汚染や生態系の破壊を招く世界レベルの課題となっている。

瀬戸内ユニブルーは、瀬戸内海流域の東の端に位置する京都大学と、西の端に位置する山口県立大学の教員と学生からなる有志団体だ。



幅広い分野の専門知識を持った研究者や学生が協働し、様々なアプローチで海ごみの問題に取り組んでいる。例えば、これまでには、人工知能(AI)を活用した効率的な海ゴミ調査や、サイエンスをベースにした海ごみアート作品の展示などをおこなってきた。


海ゴミ問題を解決するための有力なアプローチのひとつとして、瀬戸内ユニブルーではエシカルツーリズムを推奨。エシカルツーリズムとは、ただ楽しんで消費をするだけの観光旅行ではなく、観光地でのゴミ拾いなど、ボランティア活動をすることによって、地域社会により良い影響を与えようとする観光活動のことだ。

「ゴミJAM@女木島」で、楽しくエコ活動をしてみては。

■「ゴミJAM@女木島」
開催日時:3月10日(日) 8:00~17:00
開催場所:香川県女木島コミュニティーセンター、女木島海岸

■瀬戸内ユニブルー
ホームページ:https://setouchiuniblu.wixsite.com/setouchi-uniblue
Instagram:https://www.instagram.com/setouchi_uni_blu/
YouTube:https://www.youtube.com/@staffadmin-io7sg

(Higuchi)

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