今年開業10年を迎える広島県尾道市の「ONOMICHI U2(オノミチ ユーツー)」は、“過去と未来”を10周年イヤーのテーマとし、1年間の周年イベントを開催。第1弾は3月20日(水)～24日(日)に実施。

人が集うしまなみエリアの情報発信地

「ONOMICHI U2」は、尾道市が力を注ぐ地方創生の取り組みの一環より、尾道駅西側エリアの賑わい創出へのチャレンジとして、元海運倉庫をリノベーションし2014年に開業した。しまなみ海道の玄関口として“サイクルフレンドリー”な施設に、そして“サイクル”をテーマに活かすこと、残すこと、循環していくことを施設全体で表現することを目指し、開業から10年を走り続けてきた。

同施設は客室への自転車の持ち込みが可能な「HOTEL CYCLE」をはじめ、世界有数の自転車ブランドの「GIANT STORE Onomichi」や、瀬戸内の食材を活かしたレストラン＆バー・カフェ・ベーカリー・ライフスタイルショップを擁する複合施設。“サイクリング、地域性、季節感、建築＆デザイン”をキーワードに施設を構成し、サイクリスト・観光客・地域の人など様々な“人が集う場所”であり“しまなみエリアの情報発信地”となることを目標としている。

二つのテーマで様々な企画を実施

「ONOMICHI U2」が、開業時から変わらぬテーマとして掲げているのは“CYCLE”。これに加え、立ち上げから施設に関わってきた人への感謝の気持ちと共に歩んでいく次の10年の気持ちを込めた“過去と未来”の二つを10周年イヤーのテーマとしている。第1弾は、カフェ、レストラン、ショップなどで特別企画を展開する。

3月23日(土)には、スペシャルイベントとして、施設の設計・空間デザインに携わったSUPPOSE DESIGN OFFICEを率いる谷尻誠さん・吉田愛さんを迎えて、トークイベントを開催する。定員は50人(抽選)、参加費は2000円(ワンドリンク付)。同社は広島・東京の2か所を拠点とし、国内外で幅広い分野のプロジェクトを多数手掛けている。近年の代表作は「NOT A HOTEL NASU」「千駄ヶ谷駅前公衆トイレ」「虎ノ門横丁」など。

3月23日(土)・24日(日)10:00〜16:00には、地元尾道やせとうちの生産者によるマルシェを開催。また、尾道・今川玉香園茶舗のハーブや紅茶を好みのブレンドにアレンジできる特設コーナーの設置や、飲食店には限定メニューが登場するなど、この期間にしか出会えないモノコトが大集合する。

広島県福山市出身のアーティスト・河村康輔さんがデザインを手掛けた「U2コラボレーションTシャツ」10,000円の限定販売も。河村さんは、グラフィックデザイナー、アートディレクター、コラージュアーティストなど多岐にわたって活動。代表作は「大友克洋GENGA展」メインビジュアル、「AKIRA ART OF WALL」など。

詳細はイベント情報ページにてチェックしてみて。また、4月後半からは第2弾のイベントの開催を予定しているのでお楽しみに。

■ONOMICHI U2
住所：広島県尾道市西御所町5-11

ONOMICHI U2 HP：https://onomichi-u2.com
イベント情報(PDF)：https://prtimes.jp/a/?f=d80365-3-86512338b1ccbef134677413066d9057.pdf

(山本えり)