ふるさと納税制度を通して、返礼品の企画・開拓・管理や、Webページの立ち上げ・運営、地域事業者および行政への技術支援、カスタマーセンターなどの業務を一括で請け負っているスチームシップは、現地で使える「波佐見陶器まつりクーポン」の事前受付をスタートした。
同クーポンは、4月29日(月)~5月5日(日)に開催される「波佐見陶器まつり」で使用できる。
毎年ゴールデンウィーク頃に開催される、波佐見焼の祭典
「波佐見陶器まつり」は、長崎県波佐見町で毎年ゴールデンウィーク頃に開催される、波佐見焼の祭典。通算30万人が訪れるという、やきもの好きにはたまらない春の風物詩だ。
普段は店頭になかなか並ばない“訳あり”のうつわが安く手に入るのも、「波佐見陶器まつり」の魅力のひとつだ。
寄附金額5,000円ごと1,500円分クーポンを発行
2017年6月より、長崎県波佐見町のふるさと納税業務を一括で受託しているスチームシップは、寄附金額5,000円ごとに「波佐見陶器まつり」会場で使える1,500円分クーポンを発行。町内で生産された波佐見焼を取り扱う約130店舗で利用できる。
波佐見町の返礼品の約9割を占めている「波佐見焼」は、ひとつひとつ手作業で制作されているため、色ムラや柄の出方の違いなど、どうしても“個体差”がつきもの。
同クーポンでは、ふるさと納税を活用しながらも、実際に商品を手に取って欲しいうつわを選択可能。ひとつひとつ表情の違ううつわたちの中から、自分好みのうつわを見つける楽しみを味わえる。
また、返礼品が届くまでに時間がかかることの多いふるさと納税だが、「波佐見陶器まつり」会場で返礼品を選べるので、届くのを待つ必要がない。
寄附は魅力的なまちづくりに役立てられる
同企画では、ふるさと納税をきっかけに町の魅力を知ってもらい、旅行先に選んでもらうという「ふるさと納税ツーリズム(※)」を見据えていることのこと。波佐見町ふるさと納税寄附者のうち、4人に1人は「まだ波佐見町へ訪れたことがない」というアンケート結果も出ているそうで、同企画を通して、ふるさと納税の寄附者層を“リアル”に取り込みたいと考えている。
集まった寄附は、子どもたちの健全育成事業をはじめ、魅力的なまちづくりに役立てられる。
当日会場での受け付けも可能
同クーポンの使い方は、郵送で届いたクーポンを会場に持参し、クーポン加盟店で買い物をして、会計時にクーポンを提示するだけ。釣り銭は出ないので気を付けよう。
また、事前申込をせず、当日会場での受付も可能。メイン会場内「陶芸の館」前の特設ブースを訪ねてみて!
やきもの「波佐見焼」の産地
波佐見町は長崎県のほぼ中央、東彼杵郡北部の内陸部に位置し、長崎県内で海に面していない唯一の町。今話題のやきもの「波佐見焼」の産地として注目を集めている。
ゴールデンウィークの予定がまだ決まっていない人は、「波佐見陶器まつり」へ足を運んでみては。
■波佐見陶器まつり開催概要
期間:4月29日(月)~5月5日(日)
会場:やきもの公園
住所:長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2255-2
公式HP:https://hasamitoukimatsuri.com
波佐見町ふるさと納税サイト:https://furusato-hasami.jp
※「ふるさと納税ツーリズム」とは、スチームシップが提唱する新しい概念。ふるさと納税をきっかけに町の魅力を知ってもらい、寄附をした地域に実際に足を運んでもらう仕組みのこと
(佐藤ゆり)