愛知県長久手市在住の管理栄養士兼米粉専門のパン作り研究家であり「といーと」の代表取締役の酒井佑佳(さかいゆか)さんが、4月27日(土)10:30~14:30に、名古屋市内のレンタルスペースにて、アレルギーの子も楽しめる全商品特定原材料7品目不使用のマルシェ「kome marché&トークイベント」を開催する。
家族と「同じもの」を食べられるマルシェ
現在、食物アレルギーを持つ子どもが全国の小中高にて約52万7千人おり、2013年の前回調査よりも約12万人増えている(※)。
そこで酒井さんは、管理栄養士と米粉パン講師としての経験を生かして、アレルギーを持つ子どもが「外出先でみんなと同じものが食べられない」という思いを持たずに、家族や友だちと「同じもの」を食べられるマルシェイベントを開催したいと思ったとのこと。
酒井さんは、同じように米粉を仕事にし、発信をする仲間に声をかけ、合同で「アレルギーの有無に関係なく、誰もが安心して食を心から楽しめるマルシェイベント」を開催することを決めたそう。
合同主催者は、酒井さんと、「思い立ったらすぐできる!小麦粉・砂糖なし。体にいいおやつ」著者のねぎちゃんさん。YouTubeチャンネル「さきっちん」運営のさきさんの3人。
13店舗が出店
マルシェ当日は、特定原材料7品目不使用の米粉パン、
米粉スイーツ、弁当、オーガニックコーヒーが並ぶほか、キャンドルやミツロウバーム、占星術など13店舗が出店する。
また、合同主催者3人によるトークイベントも開催。米粉にかける想いや、子育てと仕事の両立、教室運営やレシピ本、YouTube動画作成の裏話等を話す。
みんなが同じものを食べられる幸せを伝える
酒井さんの母親は、持病の悪化により厳しい食事制限を余儀なくされたそう。そのことがきっかけで「家族みんなが同じ食卓で同じものを食べるのは当たり前ではない」と気付かされたという。
「たとえ食事制限があったとしても、制限を感じることなく安心して美味しく食べられるものを作りたい」「制限食ではなく、誰にとっても生きる源となる食事(生源食)をこの世に広めたい」その想いから独学で米粉パン作りをスタート。
7年間で2,500人以上に米粉パン作りを教えてきた。また、同じ想いで米粉パンを広める認定講師も全国各地に70人輩出している。今回のイベントを通して、アレルギーを持つ人もそうでない人も、みんなが同じものを食べられる幸せを伝えていくとしている。
全ての商品が、特定原材料7品目不使用。みんなが同じものを食べられる幸せを叶えるマルシェ「kome marché&トークイベント」を、この機会にチェックしてみては。
■kome marché&トークイベント
日時:4月27日(土)10:30~14:30
会場:愛知県名古屋市中区栄3-7-22 栄928ビル4F LIB SPACE
といーと:https://pandafulkobo.com
Instagram:https://www.instagram.com/yuka.tag
※ 2022年度日本学校保健調べ 全国の公立の小中学校、特別支援学校、義務教育学校、中等教育学校の児童生徒約830万人対象
(江崎貴子)