岐阜県高山市で行われるイベント情報をお届け。荘川町で開催される「荘川の里イルミネーション2024」、一之宮町で行われる「第7回飛騨位山トレイル」の詳細をチェックしていこう。
荘川の里で桜と古民家のライトアップを楽しもう
荘川町にある「荘川の里」では、今回で4回目となる「荘川の里イルミネーション2024」を開催。珍しい春のイルミネーションが桜と200年を超える歴史を持つ伝統的家屋を幻想的な光で包み、夜の庭園を彩る。
高山市の西側に位置し、庄川の源流として白山に連なる山々などの自然環境と美しい農山村景観を有する荘川地域。平成28年には荘川町全域が白山ユネスコエコパークに認定され、貴重な自然環境とそれを持続可能に活用しているモデル地域として国際的に評価されている。
また「飛騨ん爺(ひだんじい)」物語や荘川桜の移植物語、手取層群の恐竜化石、村芝居などの歴史文化を有している。
2021年から始まり、年々工夫を凝らしながらバージョンアップしている「荘川の里イルミネーション」。今年は「桜と古民家とライトアップ」をテーマとし、イルミネーションの設置にも工夫を凝らしている。
また、シークレットイベントの予定もあり、来場者が楽しめるイベントとなっている。ゴールデンウィークには荘川で春を感じよう。
「荘川の里イルミネーション2024」は4月27日(土)~29日(月・祝)、5月3日(金・祝)~5日(日・祝)に開催される。点灯時間は18:30~20:30だ。入場料は高校生以上200円となっている。
古民家と桜の美しいライトアップが楽しめる「荘川の里イルミネーション2024」に足を運んでみては。
■荘川の里イルミネーション2024
会場:荘川の里
所在地:岐阜県高山市荘川町新渕52
イベント詳細URL:https://mimikai-shokawa.com/illumination_2024
「飛騨位山トレイル」を今年は6月に開催
さらに高山市では、6月22日(土)・23日(日)に、一之宮町にある高山市位山交流広場(モンデウスパーク)にて「第7回飛騨位山トレイル」が開催される。
「飛騨位山トレイル」は、累積標高差が大きく98%の未舗装(トレイル)で、樹齢2,000年のツメタ谷の大イチイや、天の岩戸をはじめとする巨石群のパワースポットや源流の森を体感できる、バラエティに富んだ山岳トレイルの大会だ。
標高1,529m、飛騨のほぼ中央に位置する位山。南西から北東にのびる稜線は、飛騨北部と南部の境界であり、宮川と飛騨川の分水界である分水嶺の山だ。古来より霊山として崇められてきた位山は、神秘とパワーに満ちた謎多き山として、世界最高のパワースポットとも言われている。
位山は岐阜県の県木であるイチイの木の産地として有名で、現在でも天皇即位に際して位山のイチイの笏が献上されている。また、位山は同地内にある飛騨一宮水無神社のご神体と言われ、頂上付近にある「天の岩戸」は、飛騨一宮水無神社の奥宮と言われている。
一之宮地域は、高山市の南側に位置し、分水嶺を成す位山を中心とする山麓に美しいのどかな田園風景が広がる源流の里。
臥龍桜やツメタの大イチイをはじめ巨樹、巨木など自然豊かで、飛騨一宮水無神社や飛騨生きびな祭、位山巨石群、位山道など歴史とロマンにあふれる地域資源も数多くある地域だ。
霊峰位山を駆け抜ける「飛騨位山トレイル」は、例年10月頃に開催していたが、昨年の大会における蜂のアクシデントを受け、今年は6月の開催へと変更された。
コースは、6月22日(土)に開催される位山ダウンヒル6km、23日(日)に開催されるロングコース32km、ショートコース12㎞、家族で楽しめる0.5kmのファミリーコースがある。ロングコースは、標高1,529mの位山から標高1,625mの川上岳(かおれだけ)をつなぐ天空の遊歩道を楽しめる。申し込みは5月15日(水)までで、「ランネット」のイベント詳細ページから受け付けている。
爽やかな初夏の新緑を駆け抜ける「飛騨位山トレイル」をチェックしてみては。
ランネットURL:https://runnet.jp/entry/runtes/user/pc/competitionDetailAction.do?raceId=355153&div=1
(田中彩文)