能登×関西料理人復興支援実行委員会が主催する能登復興支援イベント「あえの風の会 in 大阪」が、「大阪ガス ハグミュージアム」で、6月15日(土)に開催される。運営を担うのは、RelationFishだ。
参加費は、弁当代3,400円+チャリティー6,600円で10,000円(税込)。なお、収益の一部は義援金として被災地支援活動に、チャリティー分は能登の料理人へ復興支援として全額届けられる。
定員は200名で、参加するには、Webでの事前予約が必要だ。
「あえの風の会in大阪」開催背景と願い
令和6年能登半島地震の発災後5ヶ月が経過したが、現地は依然として厳しい状況が続いている。
そんな中、能登と関西の料理人たちが手を携えて、能登復興支援イベント「あえの風の会in大阪」を開催。営業再開の見通しも立っていない中、能登から参加する料理人たちの前向きな姿勢は、関西の料理人たちに元気を与えているのだそう。
「あえの風」は、日本海沿岸で4月から8月に吹く優しい風のことで、豊漁・豊作・幸福をもたらすとされている。この活動がまさにそのような優しい風となり、再び芽吹き、能登に幸福をもたらすことを願っているという。
豪華コラボ弁当やトーク、調理実演など
「あえの風の会in大阪」では、能登と関西の料理人が思いを一つにして考案した豪華なコラボ弁当を用意した。
また、現地での炊き出しを再現した汁物も用意し、被災地での厳しい状況を想起しながら、復興への思いを共有する機会を提供。さらに、トークセッションや調理実演、パネルディスカッションも実施する。
このたび、料理協力したのは、石川県輪島市にある日本料理「富成」の冨成寿明氏とフレンチ「ラトリエ・ドゥ・ノト」の池端隼也氏、石川県七尾市の日本料理「一本杉 川嶋」の川嶋亨氏、大阪市北区の串揚げ「Cuisine d’Osaka Ryo」の畑島亮氏、大阪府吹田市の日本料理「旬菜 山崎」山崎浩史氏、大阪市中央区にある「洋食Matsushita」の松下幸一郎氏と「本格中華 龍華軒」の丹野祐子氏だ。
能登×関西料理人復興支援実行委員会について
能登×関西料理人復興支援実行委員会は、能登と関西の料理人有志により、令和6年能登半島地震の復興を食の面から支援するため結成された。
メンバーは、「一本杉 川嶋」の川嶋亨氏、大阪府吹田市「日本料理 柏屋」の松尾英明氏、大阪市北区「日本料理 雲鶴」の島村雅晴氏、大阪府高槻市「心根」の片山城氏、兵庫県西宮市「日本料理 子孫」の藤原研一氏だ。
実行委員である川嶋亨氏は、「1月1日を境に私たちの暮らしは一変しました。今でも元の暮らしは出来ずにいます。私のお店も再開の目処はたっておらず、苦しい日々を送っています。飲食店の復活には食に関わる生産者、工芸職人などの救済も同時に必要だと感じております。(中略)そんな今の能登の現状を食を通してお伝えすることが出来ればと考えております。再建復興にはかなりの時間を要すると思いますが諦めずに頑張っていきたいと思いますので応援を宜しくお願い致します。」とコメントしている。
「あえの風の会 in 大阪」に参加して、豪華コラボ弁当を味わいつつ、復興支援に貢献してみては。
■あえの風の会 in 大阪
開催日:6月15日(土)
時間:12:00~14:00 (11:15受付開始)
開催場所:大阪ガス ハグミュージアム5F ハグホール
住所:大阪府大阪市西区千代崎3丁目南2-59(京セラドーム大阪となり)
参加費:10,000円(税込)
定員:200名
Web予約:https://www.relationfish.com/ra-projects
※イベント内容は都合により変更になる場合がある
(Higuchi)