信州小布施で昔から地域で愛され、親しまれてきたオブセ牛乳が創業約70年を経て、「オブセヨーグルト」を開発した。
生乳100%で牛乳の味わいをそのまま活かした「コク」と低温長時間発酵で「とろり」としており、長野県らしい、フルーツにあう「オブセヨーグルト」は、ヨーグルトの日である5月15日(水)より販売を開始。
手間ひまをかけた80℃15分の殺菌
オブセ牛乳は、信州小布施町で1950年に創業した、小規模な牛乳製造メーカー。小布施のご当地牛乳として地元の人に愛されている。
「オブセヨーグルト」は、生乳100%、オブセ牛乳の味わいをそのまま活かした「濃い感じの味わい」が特徴だ。
同商品は、手間ひまをかけた80℃15分の殺菌が行われており、さらりとしているがコクと甘みがある。また、消費期限は6日間と短期間。同社は、「フードロス」という視点も加え、「オブセ牛乳」を乳酸菌で発酵させることで賞味期限を長くし、いわゆる一つの「食べるオブセ牛乳」=「オブセヨーグルト」として、多くの人に試して欲しいと考えている。
「オブセヨーグルト」の価格は、890円(税込)前後。販売場所は、「道の駅オアシスおぶせ」「小布施町6次産業センター」「銀座NAGANO」のほか、オブセ牛乳公式オンラインストアにて。販売場所となる店舗は、今後増えていく予定とのこと。
「アルミスパウトパウチ」を使用
同商品は「アルミスパウトパウチ」を使用しており、便利で使いやすく、紫外線を通さないのでヨーグルトが劣化しにくい。
また、スタンドタイプのため、冷蔵庫の中でドアポケットに立てて置くこともでき、キャップで絞めているため、横にして棚に置くこともできる。手で絞り出すことで最後まで使い切りやすく、空になった時、ごみとしてかさばらないのも嬉しいポイントだ。
時代に合わせてロゴを変更
「オブセヨーグルト」のロゴは、既存のロゴから、時代に合わせて少し変化。パッケージの色合いは、「オブセ牛乳の未来に向けてチャレンジ」する姿勢が表されている。
さらに、小布施町らしく、上部に「北信五岳」、下部には「千曲川の水面」と地域のシンボルが表現されている。
あえて「酸味控えめ」の味わい
長野県はリンゴやブドウなど全国屈指の果物生産量を誇り、「フルーツ王国」とも言われている。
「オブセヨーグルト」は、信州リンゴなどフルーツのもつ酸味と甘みのおいしさと、ヨーグルトのクリーミーさがベストマッチするように、あえて「酸味控えめ」の味わい。また、カットしたフルーツによく絡むよう低温長時間発酵させることで「とろり」とした食感を楽しめる。
好みの生のフルーツや、フルーツソース、ジャムなどと一緒に食べたり、他社のヨーグルトと食べ比べたりしながら、互いの味わいの違いを楽しんで。
酸味控え目でとろり食感の「オブセヨーグルト」を、この機会にチェックしてみては。
オブセ牛乳公式オンラインストア:https://obuse-milk.shop/
(江崎貴子)