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【岐阜県美濃市】歴史と文化に触れる滞在体験。「町家ホテル おやど baison」6/8リニューアルオープン

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温泉旅館の運営・コンサルを行う女将塾は、岐阜県美濃市の「町家ホテルbaison」の運営権を譲り受け、「町家ホテル おやど baison」として6月8日(土)にリニューアルオープンする。一休などの予約サイトにて5月9日(木)より予約を受付中だ。

歴史と文化に触れる滞在体験を楽しめる

美濃は、平安時代以前から和紙の生産地として知られる長い歴史と、江戸時代には幕府の庇護のもと商人の町として栄えた「うだつの上がる町並み」がある。


「うだつの上がる町並み」のエリア内に所在する「町家ホテル おやど baison」は、江戸時代から150年を超える歴史を持つ古民家「梅村家住宅」をリノベーションしオープンした全5室の宿泊施設。


客室は、江戸時代から続く歴史を感じられる趣を残しつつ、個性的にデザインされている。


館内には貸し切り風呂や岩盤浴もあり、日常の喧騒を忘れ、心と体を休められるリトリート空間となっている。宿泊料金は、2名1室利用時1名あたり1泊14,300円(税込)~。

今回のリニューアルオープンに際し、オープニングキャンペーンを実施。通常3,000円の貸切風呂が無料、通常6,000円の岩盤浴が半額となるので利用してみよう。

東洋伝統家屋の一部に見られる「うだつ」


「うだつ」とは、東洋伝統家屋の一部に見られる、屋根の両端に作られた小柱・装飾、防火壁のこと。古くから防風や装飾のために設けられていたが、江戸時代には火事の際の類焼を防ぐために広がった。

美濃和紙で栄えた美濃では、豪商たちがその富を競い合うようにそれぞれ立派なうだつを設けた。「うだつの上がる町並み」にはさまざまなデザインのうだつがあり、それぞれのデザインの違いをみるのも楽しみのひとつだ。

美濃の「うだつの上がる町並み」は、江戸時代に美濃和紙の商人の町として栄えた頃の景観を現代に継承している。エリア内には、美濃和紙やその商家の文化を楽しめる今井家住宅、和紙の里会館、また美濃和紙を扱う商店が多くあり、町歩きを楽しむことができる。

世界遺産でもある美濃和紙に触れる

岐阜県美濃市には、「美濃和紙(日本の手漉和紙技術)」「清流長良川の鮎」「曽代用水(世界かんがい施設遺産)」という3つの世界遺産がある。

画像提供:美濃和紙の里会館

美濃和紙の「日本の手漉和紙技術」は、長い歴史と高い技術レベルが認められ、2014年にユネスコ世界無形文化遺産に登録された。美濃和紙は、明治6年のウィーン万博と同9年のフィラデルフィア万国博に出品され世界で大好評を博し、2021年に開催された東京オリンピック・パラリンピックの入賞者に渡された表彰状に採用されたことでも有名だ。


「町家ホテル おやど baison」の周辺には、美濃和紙を実際に製造している工房や、工房を併設した商店、美濃和紙や美濃和紙を使った雑貨や照明などの商店などがある。

女将塾の運営施設は全国で18施設目

女将塾・事業開発部のデラワリ・岡村さんは「女将塾の事業開発部では、日本全国の旅館を元気にするべく日々活動しています。今回開業する『町家ホテル おやど baison』は、築150年の町家をリノベーションした、美濃の歴史や文化を感じられる施設となり、お越しいただいたお客様に上質な時間を過ごしていただけることを楽しみにしております。また、本施設は昨年12月の法改正により新設された旅館業許可の承継承認制度を活用しており、美濃市、関市エリアで同制度を活用した第一号の施設となります。今後もさまざまな取り組みで、日本のおもてなし文化の象徴である旅館を盛り上げていきます。」とコメントしている。

「町家ホテル おやど baison」で、歴史と文化に触れる滞在体験を楽しんでみては。

■町家ホテル おやど baison
住所:岐阜県美濃市永重町1949-1
一休予約ページ:https://www.ikyu.com/00050620

女将塾HP:https://okamijuku.com

(山本えり)

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