糸づくりにこだわる紡績メーカー・近藤紡績所が手掛けるアパレルブランド「039LAUNDRY(ゼロサンキュウランドリー)」が、5月22日(水)～6月11日(火)の期間、大丸神戸店にてPOP-UP STOREを展開する。

「039LAUNDRY」の定番アイテムをベースに、一足早く新作もラインアップ。同ブランドの最新サマーコレクションを体感しよう。

紡績メーカーの技術と知識が生む上質な製品を展開

「039LAUNDRY」は、1917年から100年以上コットンの糸づくりにこだわってきた近藤紡績所が手掛けるアパレルブランドだ。

2018年4月のデビュー以降、編み立て、縫製に至るまでモノづくりに真摯に向き合う人々の手により、時間と手間を惜しまずにつくり上げた上質なTシャツやスウェットシャツなどを展開してきた。

北アルプスのふもと「水がうまれる信濃大町」にあるモノづくりの原点ともいえる綿紡績の工場で一から作られた糸を使ってつくられる「039LAUNDRY」の製品。メーカーだからこその確かな技術と豊富な知識により生まれた製品からは、日本の“モノづくり”を随所に感じることができる。

アメリカ産海島綿を使った至高のTシャツ3種

今回のPOP-UP STOREでは、「アメリカン・シーアイランドコットン(アメリカ産海島綿)」を使ったシリーズが登場する。

同シリーズでは、繊維の長い超長綿を空気の流れを用いて撚りを加えたオープンエンド糸を使用。繊維が長いため端が少なくよりなめらかで、耐久性に優れた生地に仕上がるそう。

また、良質なコットンを贅沢に使い、編立て・染色・刺繍に至るまで日本の技術を取り入れているため、長く愛用できるのも特徴。さらっとした肌触りと絶妙なラフ感もありながら、きめ細やかさを感じる至高のTシャツだ。

同シリーズのラインアップは、「REGULAR WEIGHT ポケット Tシャツ」12,100円と「REGULAR WEIGHT スタンダード Tシャツ」11,000円、

「HEAVY WEIGHT スタンダードTシャツ」14,300円となっている。

デニムをアップサイクルして生まれたTシャツ

また、デニムをアップサイクルしてつくられたオープンエンド糸を使用した、DENIM MIXシリーズも登場。捨てられるはずだったデニムが、同じ表情のものは2つとない製品へ生まれ変わるシリーズだ。

使用しているオープンエンド糸は、回収したユーズドデニムをしっかりと洗浄し、手作業により金具やパッチなど取り外し解体後、使用できる部分を選別した上で細かくカットし、長野県大町市にある紡績工場でアップサイクルしたもの。

できあがった糸は、和歌山県にわずかに現存する旧式吊り編み機で編み立てた生地を使い「MADE IN JAPAN」のデニムミックスTシャツへと生まれ変わる。

青みがかった霜降りやところどころネップのように現れるデニムのカケラなど、この生地でしか味わえない豊かな表情がなにより魅力的なのだそう。

DENIM MIX スタンダード Tシャツ(デニム5%混)

今回のPOP-UP STOREでは、デニム混率5％の「DENIM MIX スタンダード Tシャツ」11,000円のほか、デニムの混率を30％UPした、よりインディゴの深い色味と青みが楽しめる新作のTシャツも登場。混率の違いによる色味の絶妙な濃淡を楽しめる。

この機会に、老舗紡績メーカーのこだわりが詰まったアイテムをチェックしてみては。

■POP-UP STORE
会期：5月22日(水)～6月11日(火)
会場：大丸神戸店 6階 M BASE
住所：兵庫県神戸市中央区明石町40
営業時間：午前10時～午後7時

■039LAUNDRY(ゼロサンキュウランドリー)
ブランドサイト：https://039laundry.com
オンラインストア：https://laundry-onlinestore.com/itemlist?cv=1&genre=100
Instagram：https://www.instagram.com/039laundry

(Higuchi)