フライドグリーントマトは、昨年10月、埼玉県川越市に「そば処 會川(そばどころ あいかわ)」をオープンした。
「百年古民家」のそば処
「そば処 會川」は、フレッシュネスバーガー創業者の栗原幹雄氏が手掛ける地域創生「百年古民家」のそば処。
明治の頃よりこの地を受け継ぐ會川家当代の思いを受け、大正・昭和・平成と、歴史の変遷を伝える築100余年の家屋をそのままに、最低限のリノベーションを施して店舗として再生。會川家への敬意を込め、屋号にその名を借り受けた。
川越市が推進する中心市街地活性化の新しいアプローチとして、また古民家・空き家活用のモデルケースのひとつとしても注目されている。
タイムスリップしたかのような空間
店舗に着くと、歴史を感じる棟門が出迎えてくれる。暖簾をくぐれば飛び石の庭に大きな縁、すりガラスの引き戸の玄関。アジロ天井やネジ鍵など細部にも懐かしさがちりばめられ、まるで昭和にタイムスリップしたかのような、ノスタルジックな空間が広がる。
自慢のメニューは贅沢満載の「せいろ蕎麦」
自慢のメニューはなんといっても大きな尾頭付きのえび天を2尾盛り付けた、贅沢満載の「せいろ蕎麦」。蕎麦はなめらかな喉ごしと蕎麦の風味を楽しめる、薫り高い二八そばにこだわった。
要のつゆは、薫り高い「鰹」ベースの蕎麦つゆ・まろやかな旨味が沁みる「昆布」ベースの白だしの2種類用意。また焼き立てフルフルの厚焼き玉子も、食べて欲しい逸品だ。
観光や川越散策のひととき、喧騒から少し離れて懐かしい風景と美味しい蕎麦を楽しもう。
飲食ブランド開発を主体としたユニット
同店を運営するフライドグリーントマトは、飲食ブランド開発を主体としたCreative Unitだ。新しい飲食店のビジネスモデルをゼロから立ち上げ(企画設計・運営マニュアル・ファンを作るマーケティング・商品企画開発を実行し創業)、次世代モデルを構築する。
こだわりはお頭つきのえび天と二八そば!この機会に「そば処 會川」を、チェックしてみては。
■そば処 會川
住所:埼玉県川越市喜多町6-3
アクセス:JR・東武東上線「川越駅」/西武新宿線「本川越駅」より東武バス「札ノ辻」バス停下車徒歩2分
営業時間:11:00~16:00
定休日:無し
座席数:30席
店舗URL:https://www.friedgreentomato.co.jp/brand/aikawa.html
(江崎貴子)