神戸海洋博物館で毎年恒例のボトルシップ作品展は、神戸海洋博物館ボトルシップ愛好会の作品を展示・紹介するもの。今年は、6月18日(火)~7月15日(月)の期間、企画展「ボトルシップ作品展 大海原を駆け巡った帆船」を開催。同展では、「大海原を駆け巡った帆船」をテーマに作品を展示する。
また、期間中の毎週土曜日・日曜日は、神戸海洋博物館ボトルシップ愛好会による解説が実施される予定だ。
神戸開港120年を記念して誕生した神戸海洋博物館
大海原を駈ける帆船の帆と波をイメージした、白いスペースフレームの大屋根が特徴的な神戸海洋博物館。1868年の近代神戸港の開港から120年目に当たる1987年に、「神戸開港120年記念事業」として建設された。
2020年には新たに「神戸とみなとのあゆみ」をテーマとしてリニューアルオープン。時代と共に移り変わる神戸の街と、海・船・港の歴史と未来を「実物」「模型」「映像」「グラフィック」や体験型の展示を交えてわかりやすく紹介している。
ボトルシップ愛好会が講師を務める教室を開催
今回、例年好評だという子ども向けのボトルシップ教室「子どもボトルシップ教室」を同企画展に合わせ、7月7日(日)に開催する。神戸海洋博物館ボトルシップ愛好会を講師に迎え、一緒にボトルシップを作る教室だ。
神戸海洋博物館ボトルシップ愛好会は、1987年に神戸海洋博物館の開館と同時に発足し、海と帆船を愛するメンバ-で趣味としてボトルシップを楽しみつつ、神戸海洋博物館と協力してボトルシップの啓蒙活動を行っている。
主な活動は、月例会でのボトルシップ製作方法情報の交換、神戸海洋博物館での常設展示および作品展、子供達へのボトルシップ製作教室指導などだ。
ボトルシップの世界を楽しみたい人は、企画展「ボトルシップ作品展 大海原を駆け巡った帆船」や「子どもボトルシップ教室」に参加してみては。
■企画展「ボトルシップ作品展 大海原を駆け巡った帆船」概要
会場:神戸海洋博物館 2階企画展示室
会期:6月18日(火)~7月15日(月)
時間:10時~18時 ※最終入館は17時30分まで
休館日:月曜日 ※祝日の場合は翌平日休館
入館料:大人(大学生以上)900円、小人(小・中学生、高校生)400円
企画展「ボトルシップ作品展 大海原を駆け巡った帆船」公式ページ:https://kobe-maritime-museum.com/event/20240522/000283.html
■「子どもボトルシップ教室」概要
日程:7月7日(日)13時~16時
対象:小学生(3~6年生) ※保護者の同伴必須
会場:神戸海洋博物館 1階講堂/ 兵庫県神戸市中央区波止場町2-2
参加費:1,500円 ※別途入館料が必要
定員:30名(要事前予約、定員に達し次第締切り)
応募方法:Googleフォームを利用予定、6月23日(日)午前11時より募集開始
(佐藤 ひより)