関西イノベーションセンターとOtonoは、位置情報に連動した散策型音声ガイドサービス「おともたび」を活用し、奈良市、橿原市、明日香村の3エリアを対象とする周遊イベント「カタルナラ×メグルナラ」を、5月21日(火)より開始。10月31日(木)まで開催中だ。
同取組みは、関西イノベーションセンターが運営するイノベーション創出拠点MUIC Kansaiの課題解決プログラムとして採択され、奈良県内の観光協会・地域事業者と協働して実施される。
隣でガイドされている気分が味わえる「おともたび」
「おともたび」はスマートフォンを利用した位置情報連動の散策型音声ガイドサービス。位置情報をもとに利用者がガイドアイコン付近に到達すると、音声が自動で始まる。
デジタルとリアルが連動して、それぞれの場所ごとに「その地域・その場所ならでは」のエピソードや、さまざまな観光情報を聞くことができる。まるで地域に詳しいガイドや専門家、地元の人に、現地で案内してもらっているかのような体験が味わえるサービスだ。
奈良市・橿原市・明日香村で散策イベントを開催
今回、奈良市、橿原市、明日香村の奈良県内3か所にて同時複数展開される「カタルナラ×メグルナラ」は、奈良県内での広域周遊・相互送客を目指して行われるイベント。体験料金は無料だ。
期間中、奈良市では寺社仏閣を巡る「ならまち・奈良公園エリア」、橿原市では江戸時代の情緒と風情が残る「今井町エリア」、明日香村では日本のはじまりの地を感じる「飛鳥エリア」のコースがそれぞれ用意されている。各エリアのスポット情報には、ガイドブックに載っていない地元の人ならではの内容もあり、奈良県各地の魅力を再発見できる。
Webブラウザで体験できるサービスのため、面倒なアプリのダウンロードは不要。スポットに近づくと音声も自動で再生されるので、スマホの操作に夢中にならず、景色を見ながらラジオを聴くような感覚で散策が楽しめる。
また、各エリアにはスポット毎にポイントを設定。たくさん巡れば巡るほどポイントを集めることができ、貯めたポイントを各エリアのオリジナルグッズと交換できる。グッズをゲットして、旅の思い出を残そう。
「カタルナラ×メグルナラ」参加方法
「カタルナラ×メグルナラ」に参加するためには、まず各市の実施エリアに足を運ぼう。実施エリアに到着したら該当エリアのマップページにスマホからアクセス。マップページを開いたまま、地図上に表示されているアイコンの近くまで移動すると音声ガイドが自動で開始されるので、散策を楽しもう。
ポイントが貯まったら、各エリアの景品交換場所へ行き、引き換えページを提示するとオリジナルグッズと交換できる。なお、景品は先着順のため、無くなり次第終了予定。
各エリアの景品交換場所は次のとおり。奈良市エリアは「souvenirshop絵図屋」、橿原市エリアは「今井まちなみ交流センター華甍(はないらか)」内、明日香村エリアは「飛鳥びと」の館内だ。詳細は、下記URLにて確認してみよう。
「おともたび」の音声ガイドとともに奈良散策が楽しめる「カタルナラ×メグルナラ」に参加してみて!
「カタルナラ×メグルナラ」詳細ページ:https://narapj-muic.otomotabi.otono-voice.com
(田中彩文)