「野尻ケイクスイーツストア」は、オープンして4年、今年3月で5周年の節目を迎えた。
福井県鯖江市の三里山のふもと下新庄地区に移転し「野尻ケイク草と花」と名前を変え、3月に先行しテイクアウトエリアのみプレオープン。そして今回、イノベーティブスイーツストアと茶房の2つのエリアを6月6月(木)よりオープンする。
昔から食べ継がれてきた素材で作る
同店は「医食同源」という言葉の「食べるものは薬にもなる」という意味に習い、本来人々が大好きなお菓子も同じように、口にするものはおいしく人を幸せにするものであり、薬でもありたいと考えている。
例えば昔、囲炉裏でおばあちゃんが米や豆、味噌や飴などの素材を使い食事からお菓子まで手1つで作っていたという素敵な景色、これを理想にしている。
自然が由来、五感でおいしいお菓子。これらを目指す「野尻ケイク」は、「草」のように日本人の体の体調を守ってきた薬的存在と、「花」のように見ているだけで心が躍り、わくわくさせる存在の素材たちが主役となって、作品を生む。
グラノーラやギフトを一新
新店舗では、スイーツはもちろんさまざまな商品が買い物できるほか、茶房ではここでしか体感できない「食」を提供し、「野尻ケイク」を存分に楽しめる。
今までのスイーツストアでの生ケーキ・焼き菓子などのテイクアウト商品や、選りすぐりの素材、調味料などを購入することができる。また新たに、グラノーラやギフトも一新。ドリンクはコーディアルやコンブチャ、お茶にさまざまな香り・ブレンドを施したオリジナルで自家製のお茶「草茶」や「花茶」も展開する。パッケージも一新し、「野尻ケイク」のブランドイメージを次の時代へと変貌する。
さらに今後は「野尻ケイク」ブランドのカトラリーやオリジナル商品も予定しているという。
「野尻ケイク」の「食」が楽しめる茶房
今回オープンする茶房は、五感を使い、その時・その季節でしか体感できないものを提供する、草と花の世界観を忠実に体感できる空間だ。
手に触れる器や箸・スプーンも特別なものとして、目に入るものすべてに意識してほしいとしている。スイーツだけではない、「野尻ケイク」の「食」が楽しめる茶房となっている。
飲み物は、お茶にさまざまな香り・ブレンドを施したオリジナルで自家製のお茶「草茶」や「花茶」を、その場で専用スタッフがサーブしてくれる。コンブチャやコーディアルも日によって登場する。茶房の予約は、専用サイトにて。
観光スポットへの中継ポイントに位置
同店の移転先である下新庄というエリアは、自然豊かで静かな農村地帯でありながら、鯖江ICから車で5分のところに位置し、アクセスは抜群。また今年3月に北陸新幹線が開業することから、最寄りの越前たけふ駅からもタクシー・レンタカーで10分で到着する。
鯖江市や隣の越前市・越前町は、伝統産業もいろいろあり、国内製造90%以上のシェアを誇るめがねや越前漆器、越前和紙など、観光をめぐるスポットもたくさん!移転先はそんな観光スポットへの中継ポイントとして位置しており、すべてアクセス良好だ。
ただの古民家リノベーションではなく、オリエンタルで新境地・異空間な場所を演出!「野尻ケイク草と花」を、この機会にチェックしてみては。
■野尻ケイク草と花
住所:福井県鯖江市下新庄町57-15
営業時間:10:00~17:00 ※茶房は12:00より
駐車場:15台
予約:https://www.tablecheck.com/ja/nojirikeiku/reserve/message
(江崎貴子)