「スプーン印」「ばら印」の砂糖でおなじみのDM三井製糖は、和菓子縁日を6月11日(火)より3カ月連続で月1回、横浜髙島屋の地下1Fイベントスペースにて開催する。
和菓子業界を盛り上げるべくエリアを拡大
昨今のサステナビリティ意識の高まりを踏まえ、DM三井製糖もサステナビリティ基本方針「5つの寄り添い(環境に寄り添う/人に寄り添う/幸せの時に寄り添う/健康に寄り添う/地域社会に寄り添う)」を掲げ、持続可能な社会の実現を目指して活動している。
今回開催される和菓子縁日は、5つの寄り添いのうち地域社会に寄り添う活動として「全国各地の和菓子を応援して、地域社会に貢献する」をテーマにしている。
和菓子業界は、担い手の高齢化と後継者不足という課題を抱えており、さらにコロナ禍での需要減も相まって苦しい状況に立たされている。同社の主要製品である砂糖との関わりの深い和菓子業界に貢献できることはないかと模索した中で、今年2月より本社ビルの前庭で和菓子縁日が毎月開催されてきた。
和菓子縁日は、和菓子バイヤー・畑主税氏の協力もあり、毎回多くの人が来場するイベントに。6月からは、さらに多くの人に和菓子の魅力を届けられるよう、そして和菓子業界を盛り上げるべく開催エリアを拡大し、横浜髙島屋での開催に至った。
老舗和菓子屋の「榮太樓總本鋪」が参加
今回の和菓子縁日も、創業200年の歴史を誇る老舗和菓子屋の「榮太樓總本鋪」と和菓子バイヤー畑主税氏が協力している。
イベントの開催日時は、6月11日(火)、7月9日(火)、8月13日(火)。入場料は無料で、会場は横浜駅西口より徒歩1分の横浜髙島屋地下1Fイベントスペースだ。
支払方法は、現金、PayPay、クレジットカード、交通系ICカード、QUICPayなど。会場へは、エコバッグを持参しよう。
「和菓子を食べない日はない」という畑主税氏
髙島屋MD本部・和菓子バイヤーの畑主税氏は、社会人になるまで誕生日にケーキを食べる以外は、一切甘いものを食べずに過ごしていたそう。
2003年に髙島屋に入社し、洋菓子の売り場担当を経て4年目に和菓子担当となって以降、全国の和菓子店を駆け巡り、1,000軒以上の和菓子店を訪ねてきた。口にした和菓子は1万種類以上にものぼり、和菓子を食べない日はないという。
日本全国各地の和菓子が一堂に集まる「和菓子縁日」に参加し、和菓子に魅了されてみては。
■横浜髙島屋
住所:神奈川県横浜市西区南幸1丁目6−31
「和菓子縁日」第1回開催レポート:https://sustainability.msdm-hd.com/topics/224
(江崎貴子)