ベネリックデジタルエンターテインメントが運営するメタバースの商業施設「そらのうえショッピングモール」は、ちよだ音楽連合会と連携し、JR御茶ノ水駅周辺を中心に展開している「お茶の水楽器店街」の楽器専門店を、全国楽器協会によって1970年に制定された6月6日(木)の「楽器の日」に、新たに「そらのうえショッピングモール」内にオープンした。
250以上の店舗を展開
2022年4月1日にオープンした「そらのうえショッピングモール」は、スマートフォンやパソコン、タブレットなどからアプリなしでもログインすることができ、アバターを操作することで、オンラインショッピングやライブイベントなどが楽しめるメタバースの商業施設だ。
「ジブリがいっぱい どんぐり共和国」「エヴァンゲリオンストア」などのキャラクターショップが集積された1号館。
千代田区観光協会の会員企業の取り組みとして、千代田区を代表する専門店を国内外に紹介するべく、秋葉原のメイドカフェ、神保町古書店街の書店、神田カレーグランプリの歴代グランプリ受賞店、そして今回オープンした楽器店などの千代田区の有名店が集積された2号館。
47都道府県の店が集積された3号館。ボードゲーム関連の店が集まった4号館。あわせて現在250店舗以上の店舗が展開されている。
楽器のまち“お茶の水”
学生の街として知られる“お茶の水”には、古くは1935年頃から、明大通りを中心に楽器店が軒を並べていた。
現在も50軒近くの楽器店が密集して店を構える、世界有数の楽器のまちとして知られている。
各店舗が専門性の高い品揃えをしており、様々な楽器に対応できることが魅力で、“お茶の水”に行けば欲しい楽器がみつかるとも言われているという。
離れた場所に住む友人や家族と一緒に買い物が楽しめる
今回「そらのうえショッピングモール」にオープンした「お茶の水楽器店街」の楽器専門店は、メタバース空間のショッピングモールの1フロアに集まっているので、実際の「お茶の水楽器店街」のように、複数の店舗を見てまわることができる。
スマホやパソコンから、時間や場所の制約にとらわれず好きな時に一人で、
または離れた場所に住む友人や家族とも、メタバースであればアバターになって一緒にログインし、オンラインのモールで待ち合わせをして、会話をしながら店を見てまわり、購入の相談なども楽しむこともできる。
360度4K映像で撮影された店内
バーチャルショップは360度4K映像で撮影されており、実際の店舗を訪れているかのように、店内の風景をスマホ、パソコンから自由にゆっくりと回遊し、商品を選ぶことができる。
「お茶の水楽器店街」には、1階だけではなく、2階、3階に続く階段の壁にまで楽器が並べられている店が多いが、バーチャル店舗は、階段の横に並べられた楽器までもゆっくりと見ながら、フロアをまわることができる。
4K画像の店の中を回遊し、気になった楽器があればズームで拡大して近づいて見ることが可能。
木目や金属の風合い、キズの有無、ラメの輝きなどを気の済むまでゆっくりと見て、楽器選びができる。
音色の確認もできる
バーチャルショップの店内では、商品説明や
スタッフの接客動画なども見ることができる。
楽器のサウンドの特徴がわかる試演奏や、初心者向けの入門セットの案内などもあり、店の雰囲気だけでなく、楽器の音色の確認ができるほか、お得な情報をスタッフから聞いているように感じることが可能。
気にいった商品を見つけたら、店に問い合わせたり、
バーチャルショップから通販サイトにアクセスし、
オンラインで購入することができる。
現在出店中の店舗
6月現在「そらのうえショッピングモール」に出店している「お茶の水楽器店街」の店舗は、「ギタープラネットアコースティック&ウクレレ館」「ギタープラネット エレキ本館」「クロサワウインド お茶の水店」「クロサワ楽器お茶の水駅前店 アコースティック&ウクレレ館」「クロサワ楽器G-CLUB TOKYO」「クロサワバイオリン お茶の水店」「ベースプラネット」「ESP GROOVE LOUNGE」「BIGBOSSお茶の水駅前店」「MIYAJI GUITARS KANDA(宮地楽器 神田店)」。
「シンコーミュージックショップ」は現在準備中となっている。また、出店は、今後更に追加される予定だ。
そして、これから一緒に音楽を始める仲間と出会う場所、一緒に演奏できる場所としてのメタバースイベントなども計画されている。
「そらのうえショッピングモール」内の「お茶の水楽器店街」の店舗や今後開催されるイベントに注目だ。
そらのうえショッピングモール HP:https://soranoue.com
※画像はイメージ
(yukari)