瓶入り乳製品の品数日本最多(※1)の山村乳業は、日本初(※2)となる“牛乳パック入り”かき氷「山村氷(やまむらごおり)」を、直営のミルクスタンド「山村みるくがっこう」外宮前店・内宮前店にて、6月12日(水)より夏季限定販売中だ。
「山村みるくがっこう」初のかき氷メニューが登場
「山村氷」は、“お店の味をワンコインで”をコンセプトに開発した、「山村みるくがっこう」初のかき氷メニュー。
濃厚な練乳がたっぷりかかったふわふわで口どけの良い氷の上には、大人気の山村ソフトクリームとダイスカットされた白桃、パイナップル、みかんがトッピングされている。
また、氷の中には山村ソフトクリームとつぶ餡を挟み、底にもフルーツを敷き、飽きがこない味わいになるよう工夫している。
練乳と⼭村ソフトクリームに使⽤される⼭村⽜乳は、山村乳業の看板商品であり、低温でじっくり殺菌するからこその⽜乳本来の豊かなコクや芳醇な⾹りを楽しめるのが特徴。⽜乳屋ならではのかき氷を作りたいという想いから、同社自慢の商品を贅沢に使用している。
さらに、「⼭村氷」は⽇本初の⽜乳(紙)パック入りき氷であり、このアイデアはワンコインでも見劣りしないという、インスタ映え時代ならではの観点から販売が実現した。
「山村氷」の誕生秘話
近年、かき氷は海外からの出店や専門店の増加、「映え」を意識した華やかでボリューム感のあるかき氷が次々と登場し、従来の屋台のかき氷とは一線を画している。しかし、その影響でかき氷は高級化し、気軽に楽しむことが難しくなり、物価高も相まって2,000円を超えるものも珍しくない。
山村乳業が行った調査でも、「最近のかき氷は高い」や「量が多い」との声が多く寄せられたという。
このような背景を踏まえて、同社ではワンコインで楽しめるかき氷に潜在的なニーズがあると考え、2023年9月から「山村氷」の開発をスタート。内容量を適量にすることに加え、氷や練乳など主要材料を内製化し、費用を抑えながらも、牛乳屋ならではの特徴あるかき氷を目指し開発を進めた。
しかし、コストを抑えることに注力すると、見た目が地味になってしまうという壁に直面。特に、多数の店舗がかき氷を販売する「伊勢神宮」参道では、これは大きなハンディキャップになるという課題があった。その後、3ヶ月が経過し良いアイデアが浮かばない中、ある日同社の500ml牛乳パックを容器として利用するアイデアが浮かんだという。
調査の結果、日本では牛乳パックに入ったかき氷は存在せず、プラスチック容器よりも熱伝導率が低いため、炎天下での食べ歩きにも適していることがわかった。
こうして「山村氷」が誕生。高価格や大容量に抵抗のある人やソフトクリームとかき氷を両方楽しみたい人、さらには珍しいものを試したい人に楽しんでほしいとの思いが込められている。
「山村みるくがっこう」について
「牛乳や牛乳を使った商品のおいしさと牛乳にまつわる文化を体験してほしい」、そんな想いで名付けられた「山村みるくがっこう」。
昔懐かしいミルクスタンド形式での販売を基本として、外宮前店はテイクアウトの専門店、内宮前店はテイクアウトに加えイートインスペースを設けている。
両店舗ともに懐かしさを感じる店構えを大切に、ショーケースにも色とりどりな瓶入り乳製品を陳列。その他、同社の牛乳瓶を活用した照明や瓶入り乳製品の蓋の展示、机や椅子には実際の学校の机や椅子を使用するなど、非日常を提供する特別な空間に仕上げている。
「山村みるくがっこう」には、20代、30代の男女に加え、ファミリー層、伊勢市在住の人など幅広い年代・性別にわたり、年間12万人以上が来店。看板商品である山村牛乳や山村ヨーグルト、山村ぷりんなど各種乳製品のほか、年間7万食以上を販売する人気No.1メニューの山村ぷりんソフトなど、同社が製造する様々な乳製品を販売している。
見た目も美味しさも楽しめる、ワンコインの“牛乳パック入り”かき氷を味わってみては。
■山村みるくがっこう 外宮前店
住所:三重県伊勢市本町13-6
■山村みるくがっこう 内宮前店
住所:三重県伊勢市宇治今在家町字中賀集楽37-3
山村乳業公式サイト:https://yamamuramilk.co.jp
山村みるくがっこう店舗紹介:https://yamamuramilk.co.jp/?mode=f1
※1 自社調べ(2023年12月時点)
※2 自社調べ(2024年5月時点)、日本国内で販売されるかき氷の中で
(丸本チャ子)