群馬県高崎市に本社を構える糀屋は、「みそづくりキット」と「甘酒」の新シリーズ「米と花」を5月23日(木)に発売。同社のオンラインストアならびに全国の小売店で購入できる。
新シリーズ「米と花」について
「米と花」シリーズは、糀と人との関係性が誘う、新しくて、たのしくて、未知数な未来を託した新シリーズ。商品として「みそづくりキット」と「甘酒」をラインナップした。
特徴的なのは、糀が持つ魅力を引き立てる新しいフレーバーや原材料の活用や、若手クリエイター達のみずみずしい感性が詰まったコラボレーションなど。
味噌づくりを通じて、多彩な“おいしい”を受け入れてほしい。甘酒が寄り添う日常が“おいしい”を育む生産者の応援にもつながってほしい。そんな想いを込めて、糀製品を手に取る人が糀と遊べるような商品を用意した。
みそづくりキット「MISOKIT」
みそづくりキット「MISOKIT」2,240円(税別)は、味噌づくりの選択肢を広げる、ミニマムなキット。糀・豆・塩というシンプルな3素材でつくる味噌は、糀を起点にすると選択肢がぐんとひろがるのではないか?そんな発想から生まれた、大豆以外の豆でもつくれる少量仕込みタイプだ。
すべてのキットに含まれているのは、秋田県産「あきたこまち」の米糀。たっぷり使ってもくどくならない甘さを求めて辿り着いた素材なのだそう。「冷却乾燥」により生糀と変わらない機能を実現した乾燥糀により、軽量で常温保存を可能にした。
「基本の米みそ」キットには、旨味がいい仕事をしてくれる青森県産大豆「おおすず」をチョイス。塩分ひかえめで毎日の食卓にぴったりな米糀たっぷりの甘口みそができる。
大豆以外の豆でつくる“豆変”タイプの「白花豆みそ」キットには、北海道産の希少な「白花豆」を同梱。まろやかなコクが自慢の“豆変”みそができる。
また、大豆と白花豆をたっぷりの米糀とあわせて2種のみその味わいを楽しめるセット「基本の米みそと白花豆みそ」も用意した。なお今後、白花豆以外の“豆変”や、麦糀を使った香ばしい麦みそのキットがラインナップに加わる予定とのこと。
つくる前から気持ち華やぐスリムでスマートなパッケージは、ギフトにもぴったりだ。
3つのフレーバーを楽しめる「糀甘酒」
「糀甘酒」450円(税別)は、糀とお米でつくられるヘルシーなデザートドリンク。発酵により生まれたおだやかでやさしい甘さが飲み心地よく、糀の力をまんなかにして奥行きある余韻がひろがっていくという。
「プレーン」は、1日のスタートや午後のエネルギーチャージ、ほっと一息つくおやつタイムにもぴったりな味わい。
新登場となる「抹茶」は、のどごしをさわやかにするお茶の渋みが後を引き、繊細な余韻がゆっくり続くフレーバー。「抹茶」には、静岡でお茶の栽培から茶室のプロデュースまで手掛けるTea Roomの有機抹茶を使用している。
同じく新登場となる「カカオ」は、カカオの華やかな薫りをふわっとまとい、まろやかな甘さとの調和で印象的な味わいに仕上げた。「カカオ」にはチョコレートの製造工程で破棄されてしまうカカオの外皮・ハスクを採用。食物繊維やポリフェノールを豊富に含み、リラックス効果も期待できるという。
若手クリエイター達とコラボ
商品を監修したのは、発酵家・醸造/蒸留家の山口歩夢氏。料理・調味料への探求心から東京農業大学へ進み、大学院で醸造学を専攻した山口氏は、人間の味覚について研究する傍ら、発酵、醸造、蒸留の世界で活躍している。
廃棄食材を使用したクラフトジンやコオロギから醸造するしょうゆなどの商品開発を手掛け、多様な食材の新たな可能性を社会に提示し、発酵業界の若き担い手として注目を浴びており、「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN 2021」に続き、2022年5月には「Forbes 30 UNDER 30 Asia 2022」に選出されるという快挙を成し遂げた。
イラストレーションは、絵描き・イラストレーターの中島あかね氏が担当。クライアントワークと自発的な絵の制作の両面で活動しており、2020年にtorch pressから初作品集『float』をリリースした。
糀屋について
糀屋は、永禄9年(1566年)に現在の群馬県高崎の地で「糀」と「糀菌」の製造販売業として創業。過去と今、そして未来を繋いでいく大切な食材として糀を扱ってきた。糀の製造はすべて手作業で行い、おいしくて安心安全な味を届けている。
長きにわたり糀を扱ってきた糀屋の新シリーズ「米と花」をチェックしてみては。
■糀屋
ブランドサイト:https://www.komenohana.com
オンラインショップ:https://www.komenohana.shop
(Higuchi)