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障害のある社員が野菜などの栽培や出荷を担当。ソディックが3つ目の屋内型農園を開設

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ソディックは、7月1日(月)、神奈川県横浜市都筑区に、障害のある社員が野菜などの栽培・収穫から加工・出荷まで行う屋内型農園「中川ファーム」を開設する。

2019年に開設された神奈川県海老名市の「海老名ファーム」、2022年に開設された神奈川県横浜市港北区の「新羽ファーム」とあわせた計3施設で、障害のある社員が安心していきいきと業務に取り組める職場環境の整備を進めていく考えだ。

障害者の雇用を促進、社員の日々の成長もサポート

民間企業における障害者の法定雇用率は、2024年4月に2.5%となった。さらに2026年7月には2.7%へと段階的に引き上げられるという。

ソディックでは、こうした背景と、既存の2カ所のファームにおいて障害のある社員がやりがいをもって業務に取り組んでいることを受け、今回、3施設目となる「中川ファーム」を開設する。新たに6名の障害のある者を雇用する予定だという。

また、「中川ファーム」では、社員の成長記録や面談記録を残せるシステムを新たに導入し、社員の日々の成長をより一層支援していく。

収穫物は社員食堂のメニューなどに活用

ソディックのファームは、天候の影響を受けにくい屋内型農園。

水耕栽培で葉物野菜やハーブ、花を育てており、種まきや水やり、間引き、収穫などの栽培業務から、ハーブなどのドライ加工、ブレンド作業やパッケージ詰め、出荷まで一貫して行っている。


種は、一つひとつ専用鉢に植えて栽培。


作業を行った日付を記録して管理している。


収穫した野菜やハーブは、社員食堂のメニューに活用するほか、


ハーブティーにして社内のカフェコーナーに設置。収穫した植物の品種や量によっては、調味料、バスソルト、ドライフラワーのリースなどに加工し、社内で提供している。

なお、すべてのファームは、スタートラインの屋内農園型障害者雇用支援サービス「IBUKI」を活用して運営している。スタートラインは、障害者支援ノウハウと就業環境の提供、ソディックは障害者の雇用、障害者をマネジメントする管理者の雇用、植物の育成を行っている。「IBUKI」の詳細については、スタートラインHP内の「IBUKI」のページをチェックしてみて。

ソディックは、今後、すべてのファームにおいて、障害のある社員がお互いのハンディキャップを認め合い、お互いを尊重し合いながら、意欲的に業務に取り組める環境づくりを推進し、一人ひとりの社会的自立を支援していくとしている。

ソディックの今後の取り組みにも注目だ。

■中川ファーム
住所:神奈川県横浜市都筑区中川1-19-13 3F

ソディックHP:https://www.sodick.co.jp
IBUKI詳細(スタートラインHP):https://start-line.jp/business/ibuki

(ソルトピーチ)

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