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【東京都渋谷区】リラックスした働いてない姿を鑑賞!個展「仁王像たちのオフの日展 2024」開催

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tHE GALLERY OMOTESANDOにて、6月21日(金)~7月28日(日)の期間、三好桃加氏の個展「仁王像たちのオフの日展 2024」を開催中だ。

ゆったりとした時間を過ごしている仁王像たち

米原康正氏キュレーションにより、2023年7月に原宿とんちゃん通りにオープンしたtHE GALLERY HARAJUKUに次いで、今年6月にオープンしたtHE GALLERY OMOTESANDO。


第1回の展示として、彫刻家・三好桃加氏による個展「仁王像たちのオフの日展 2024」を開催中だ。「仁王像たちのオフの日」をイメージして制作された、微笑ましくゆったりとした時間を過ごしている仁王像たちを鑑賞することができる。

3回目となる個展「仁王像たちのオフの日展」

三好桃加氏は、1996年香川県生まれ。2020年3月に東京藝術大学美術学部彫刻科を卒業し、2022年3月には東京芸術大学大学院美術研究科 文化財保存学保存修復彫刻を修了した。

2014年には「第79回香川県美術展覧会丸亀市教育委員会会長賞」、2020年には「美術学部杜の会 杜賞(卒業制作)」「三菱地所賞(卒業制作)」を受賞。

これまで、2018年12月「Sequence10」、2020年10月「藝大アーツイン丸の内2020」、2022年6月 「Run by Segway with Flower」、11月「ACTIVATE KOGEI+ART」展、2023年7月「ULTRA CLASSIC」展、2023年11月「ChristmasArt100」展で展示を行い、個展「仁王像たちのオフの日展」は、2023年4月、11月に続き3回目となっている。

三好氏と米原氏のコメント

「仁王像たちのオフの日展 2024」について、三好桃加氏は、「日常生活の中でどんどん仏教文化が薄れていくことを感じ、少し寂しく思う時がありました。ですが、それは現代の生活が豊かになったことで仏様に祈らなくても生きていける穏やかな世の中になったことを表しているように感じたのです。

仏像達を拝む習慣も少なくなったので、きっと仏像達は逆に暇を持て余しているだろうな。そんな思いから『今まで私たちを見守り支えてくれた分までゆっくり楽しんで休んでほしい。』という願いを込めて、リラックスした働いてない『オフの日』の仏像を制作しています。

この度、このような素敵な場所で展示する機会をいただけたうえ、柿落としという貴重な経験までさせてくださり本当に嬉しく思います。ゆるりとした仁王像達と共にリラックスして作品を観ていただければ幸いです」とコメント。

また、キュレーター米原康正氏は、「宗教とは人間を超えた視点で人間を見ることである。ところが彼女の作品は宗教を超えた視点で宗教を僕達に見せてくれる。僕はそれを超宗教作品と呼ぶ。「神にも休日がある」って今まで誰が考えただろう。そしてこう思う。『僕たちはこの仁王像たちのように今を楽しめているのだろうか?』

他者を見て自分を感じること。三好桃加の作品は全てを俯瞰したスーパーフラットな視線から始まったのである」と語っている。

仁王像たちのオフの日を鑑賞して、ゆるりとした姿に癒されてみては。

■「仁王像たちのオフの日展 2024」開催概要
期間:6月21日(金)~7月28日(日)
時間:12:00~19:00
会場:tHE GALLERY OMOTESANDO
住所:東京都渋谷区神宮前 5-16-13 SIX HARAJUKU TERRACE S棟 2F
休廊日:月・火曜日
WEBサイト:http://thegallery-harajuku.com

三好桃加氏Instagram:https://www.instagram.com/mmk_1996

(佐藤ゆり)

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