首都圏の大手私鉄「京急電鉄」の車両×沿線の名物をイメージしたレトルトカレー商品「京急電鉄カレー」が、鉄道や旅行関連の情報をTVやWebで発信している「鉄道チャンネル」から登場。「京急2100形」×シーフードカレーと、「京急1000形イエローハッピートレイン」×コーンカレーの2種類があり、7月初旬に発送開始予定だ。
京急電鉄の車両×沿線の魅力を凝縮
京急電鉄の沿線となる神奈川県の三浦半島は、海・山・川の大自然に恵まれたエリア。
周囲を太平洋に囲まれた三浦半島では、1年を通じて様々な海産物が獲れ、漁村の風情が残る三崎の「マグロ」や沿線の「アサリ」などは特に有名だ。
また、三浦半島の大半はその温暖な気候を生かした大規模な畑作地帯となっており、様々な「野菜や果物」の産地としても知られている。
「京急電鉄カレー」は、京急電鉄の人気車両と、沿線の三浦半島等の名物から発想を得た2種類の魅力的なカレーを具現化した商品。ただし、使用食材は三浦半島産ではない。
今回の商品は、日本人の国民食ともいえる「レトルトカレー」に、鉄道車両や沿線の名産品とを掛け合わせて企画された商品の第1弾。試作を何度も繰り返した後にたどり着いた「美味しいグルメカレー」として登場する。
三浦半島の海の幸、マグロとアサリがたっぷり!
「京急 2100形カレー・マグロとアサリのコク旨シーフードカレー(中辛)」は、「京急2100形」パッケージの中辛シーフードカレー。
「京急2100形」は、京急のフラッグシップ車両と位置づけられ、1998年に登場した、主に快特や特急に使用されている車両。三崎方面へのレジャー需要もあることから、2扉オールクロスシート車両となっている。登場時、ドイツのシーメンス社製造のVVVFインバーター(通称ドレミファインバーター)を搭載し、「歌う電車」として一躍有名に。更新工事により、現在は国産品に置換されている。
三浦半島でイメージされる海の幸の代表、マグロとアサリをたっぷり使用した中辛のシーフードカレーは、食べた瞬間から口の中に海の香りの広がりを感じることができ、アクセントの効いた特別感のあるレトルトカレーに仕上がっている。
カレーソースととうもろこしでイエローを表現
「京急1000形イエローハッピートレインカレー・とうもろこしたっぷりのコーンカレー(甘口)」は、「京急イエローハッピートレイン」をイメージした黄色いコーンカレー。
「京急1000形イエローハッピートレイン」は、赤い車両が中心の京急電鉄において、たった1編成しかない車体が黄色い車両で、2014年5月から運行されている、京急電鉄の中でも特別な車両。赤い電車の中においては非常に目立つ珍しい黄色の車両は、「しあわせの黄色い電車」と呼ばれ、見た人はハッピーになれるということから人気を集めている。
黄色い車体をイメージし、カレー粉で作った昔ながらの黄色いカレーソースと合わせて、三浦半島で生産される農作物のひとつ、とうもろこしをたっぷりと入れた「コーンカレー」として商品開発をした。見ただけでわかるくらいたくさん入ったとうもろこしの甘みを感じながら、子どもでもおいしく食べられるように、甘口のコーンカレーとして仕上げている。
購入特典は歴代車両のラゲッジタグ
両商品ともに、価格は650円(税込)。京急電鉄レトルトカレー販売特設ページ、書泉グランデ、書泉ブックタワーなどにて数量限定で販売される。
また、商品の購入特典として、パッケージ内に「京急電鉄名車両のラゲッジタグ」が各1種類封入されているのも注目ポイント。「京急旧1000形」や資材運搬用の電動貨車「デト11・12形」など、京急の歴代人気車両のデザインで、全12車両分・6種類のタグがあるので、集めてみよう。
なお、「京急電鉄カレー」パッケージの下部に描かれた京急車両イラストを手掛けたのは、知る人ぞ知る“ミスター京急”。4両編成で描かれたイラストは、2つ分を繋げると8両になる。パッケージを手に取って、イラストもよく観察してみて。
楽しくておいしい、京急電鉄の魅力を詰め込んだレトルトカレー。京急沿線に思いをはせるお土産としても、鉄道や京急沿線のが好きな人へのプレゼントとしても喜ばれそうだ。
京急電鉄カレー販売特設ページ:https://tetsudo-ch.com/curry/
鉄道チャンネル:https://tetsudo-ch.com/
(鈴木 京)