京都芸術大学内にある京都芸術劇場 春秋座のホワイエとその周辺にて、7月20日(土)・21日(日)に、誰もが自由に遊べる公園に見立てた2日間限定の「瓜生山サマーパーク」が開催される。
大人も子どもも楽しめる企画が盛りだくさん
「瓜生山サマーパーク」では、ひびのこづえさんが衣装を手がけたダンスパフォーマンスや、マームとジプシーによるパフォーマンスのほか、さわって楽しめる体験型展示、インクルーシブ遊具の遊び場、ワークショップなど、大人も子どもも楽しめる企画を用意。
ロゴマーク、および広報物に掲載のイラストは、京都芸術大学 情報デザイン学科イラストレーションコース2023年度卒業の廣中駿さんが手掛けている。
また、「瓜生山サマーパーク」実施にあたり、CAMPFIREにてクラウドファンディングにも挑戦中だ。
開催イベントの詳細
『MAMMOTH』は、ひびのこづえさんの衣装、川瀬浩介さんの音楽、そしてダンサーの藤村港平さんが繰り広げる、未来への希望に満ちたダンスパフォーマンス。大昔に絶滅したはずのマンモスが蘇りおどりだす。
『しずくとなみだ』では、藤田貴大さんが主宰する演劇団体マームとジプシーがとっておきの「ことば」たちを届ける。
『タッチ、コスチューム!』では、ひびのこづえさんの衣装を体感できる。さわっても、着ても、踊ってもOKだ。
また、7月22日(月)、京都芸術大学内教室にて開講される公開講座「日本芸能史」では、ひびのこづえさんが「衣裳」をテーマに講師を務め、その際にも受講生を対象に、『タッチ、コスチューム!』が展示される予定となっている。
大人も子どもも楽しめるワークショップでは、ひびのこづえさんの『ちいさな生きもののブローチをつくる』を開催。ひびのこづえさんが舞台やテレビの仕事で衣装を作ったときに残ったきれいな生地や衣装の断片を使って、ちいさな生きものを作る。絵を描くことや縫い物が苦手でも大丈夫!材料費は1,000円、定員は各回30名で、4歳~大人まで参加できる。小学生以下は保護者も参加することとなっており、付き添いのみの参加はNGだ。
藤田貴大さんの『地図のワークショップ』では、「朝、最初に話した人は?」「会場までの道のりは?」と、それぞれの風景をみんなで再現して街の地図を作る。定員は10名で、小学生(小学3年生以下は保護者同伴)が参加できる。
遊具やドキュメンタリー上映会にも注目
アネビー協賛の『アネビーインクルひろば』では、身体的な体幹やバランス能力だけでなく、協調性やコミュニケーションの力も育む遊具で遊べる。共生できる遊び環境が広がる出発点となるよう、子どもたちが遊ぶ姿を見て、遊具の魅力を体験してみて。仮設のため、遊具の使用は小学生以下のみとなっている。
アネビー協賛で、講演会+対談『「遊び」って何だろう?』も開催。身体を成長させるためのタンパク質やビタミンと同じように、脳の発達には「感覚」が必要だ。「遊び」は、子どもたちが自分の発達に有利になる感覚刺激を脳で受け取るための、真剣で自由な行動なのだという。
さらに、アネビー協賛で、子どもたちが「かいぎ」をする保育園を1年間に渡って撮影したドキュメンタリー映画『こどもかいぎ』上映会を開催。子どもたちから繰り広げられる奇想天外な発想と、まっすぐな言葉に、思わず笑い、時にハッとさせられる。
会場には、このほかにもお楽しみコーナーを設置。大学内のベーカリー&カフェ進々堂、カフェBREATH KUAでは、特別メニューや特典サービスが用意されている。各企画の詳細や、タイムスケジュール、申し込みなどは、劇場ウェブサイト、SNSなどをチェックしよう!
■瓜生山サマーパーク開催概要
日時:7月20日(土)・21日(日)各日11:00~17:00
会場:京都芸術劇場 春秋座(京都芸術大学内)ホワイエとその周辺
住所:京都府京都市左京区北白川瓜生山2-116
料金:入場無料(要事前申込・一部ワークショップは有料)
イベントページ:https://k-pac.org/events/12215/
CAMPFIRE:https://camp-fire.jp/
プロジェクト名:【京都芸術劇場春秋座】瓜生山サマーパークを成功させ芸術の力を次世代につなぎたい
(佐藤ゆり)