「遊び心をわすれない」をモットーにソリューションを展開するkiwamiは、自動応対ソリューション「xR Cast Concierge」を利用した案内カウンター及びカウンターに対応するスマートウォッチを開発している。
今回このソリューションが、マックスバリュ関東の展開する一部店舗にて導入された。
バーチャルキャラクターが接客
この度、東京都西東京市の「マックスバリュ田無芝久保店」、神奈川県川崎市の「マックスバリュ津田山店」にて、kiwamiによる自動応対の案内カウンター及び専用の対応用スマートウォッチが導入された。
同社ではバーチャルキャラクターによる接客を「xR Cast」と名付け、法人向け3Dアバター、動画プロモーション、遠隔接客、自動応対などを展開している。サービスカウンター業務の効率化を目指したアバター接客システム「xR Cast Concierge」を用いたのが、今回導入されたVR店員案内カウンターだ。
この案内カウンターでは、来店者自身で店内地図やサービスの確認が可能になり、店舗は案内動画の放映をすることもできる。
来店者が有人での対応を希望する場合は、ボタンを押すだけで即座にスタッフのスマートウォッチに通知。その場で専任のスタッフを呼び出すことが可能だ。
また、今回導入された津田山店の案内カウンターには、人感センサーを搭載。人通りを感知すると、アバターが話しかける仕様になっており、より身近に、新しい形の窓口を使うことへのハードルを下げることで、利用促進を図っていく。
xR Cast Conciergeについて
「xR Cast Concierge」は、来店者の悩み事に応じて、3DCGのバーチャル店員による案内を行う自動応対システム。個別対応が必要な人には、担当のスタッフが携帯しているスマートフォン・スマートウォッチに通知を行うことで、遠隔でのリモコン操作による回答や動画案内が可能だ。アバター接客システム「xR Cast HoloPhone」と連携することで、有人リモート接客にも対応している。
xR Castについて
労働人口の減少が問題化するなか、近い未来には店舗や受付など接客が必要な領域での人員不足が予見されている。そのような接客が必要な場面で、単なる効率化ではなく、Virtualの店員を実現し、より満足度の高い顧客体験を提供するためのソリューションを、同社では「xR Cast」として開発している。
省力化を進めながらも、A.I.や3Dホログラムなどの先進的なデジタル技術を活用した未来の店舗が、さらに楽しい場所であるよう、決して人間らしさを損なわない世界を目指している。
「マックスバリュ田無芝久保店」「マックスバリュ津田山店」を利用する人は、自動応対ソリューション「xR Cast Concierge」を利用した案内カウンターをチェックしてみては。
kiwami:https://xr-cast.com
(江崎貴子)