「カラオケパセラ」など、約20業態100店舗を展開するNSグループは、新宿駅から徒歩0分の場所で、焼き芋とたい焼きの専門店「勝五郎」を8月1日(木)にオープン。同店は、グループ初の路面販売店舗となる。
焼き芋屋第1号店を作った荻野勝五郎氏の想いを継承
NSグループの社長・荻野佳奈子氏の曽祖父である荻野勝五郎氏は、明治時代に妻の実家のさつまいも問屋を立て直すため焼いたさつまいもを販売。そのおいしさは評判となり、東京・神田に焼き芋の専門店をオープンした。これが日本の焼き芋屋の第1号店と言われている。
明治から続く日本の甘味を令和の時代に蘇らせたいとオープンした同店。荻野勝五郎氏の名前を冠し、その想いを引き継ぎ、高品質の焼き芋を提供していく。
焼き芋・たい焼き・ドリンク、夏季限定メニューも
「勝五郎」では、明治時代から続く伝統の製法で作られた「焼き芋」400円(税込)を用意。「紅はるか」を使用しており、しっとりほくほくとした食感と、しっかりとした甘さが特徴だ。
また、季節の餡を含めた4種類の餡を楽しめる「たい焼き」も。「小倉あん」350円、「栗入りあんこ」380円、「カスタードクリーム」350円、「抹茶あん」350円(いずれも税込)を用意している。
たい焼きの生地には通常の2倍の量の卵を使っており、厚みのあるふわふわとした食感が特徴。あんこがはみ出て見えるのも特徴だ。
さらに、抹茶やフルーツを使ったオリジナルドリンクも要チェック。「天空の抹茶」450円、「天空の抹茶ラテ」500円、「マンゴー ジャスミンティー」500円、「グレープフルーツ ジャスミンティー」500円、「珈琲(アイス)」390円(いずれも税込)を用意している。
そして、夏季は期間限定で「飲めちゃうかき氷」も販売。フレーバーは、いちご、マンゴー、抹茶で、価格は各680円(税込)だ。
外国人観光客に日本の伝統的なおやつを味わってほしい
日本政府観光局(JNTO)によると、6月に日本を訪れた外国人観光客は過去最高の313万人となり、4か月連続で300万人超えとなるなど、インバウンドの増加が顕著になっている。
「勝五郎」オープンの背景には、外国人観光客に日本の伝統的なおやつである「焼き芋」と「たい焼き」を味わって欲しいという思いもあるのだそう。
オープンから1週間経った時点で、来店客の6割が外国人観光客で、好評を博しているようだ。
NSグループについて
NSグループは、サービス業を軸に、ブライダル・ホテル・レストラン・カラオケ・カフェ・スタジオなど50種類以上の事業ブランドを展開している。
バリ風都市型ホテル「バリアンリゾート」、静岡県伊豆エリアリゾートホテル「アンダリゾート」、カプセルホテル「安心お宿」、エンターテインメント複合施設「パセラボタワー」などがその一例だ。
どの事業においても顧客への付加価値を高めることにより、その領域で「選ばれるブランド」を創出。今後も「複合ストーリー戦略」に基づいた、多種多様なレジャー施設の企画・開発・運営に挑戦していく方針だ。なお、NSグループは、ニュートン、サンザのホールディングスカンパニーである。
「勝五郎」の伝統的な焼き芋や、あんこがはみ出るふわふわのたい焼きなどを味わってみては。
■勝五郎
住所:東京都新宿区新宿3丁目36-1 パセラボタワー新宿店1F
営業時間:11:00~23:00
公式HP:https://www.pasela.co.jp/katsugorou
(Higuchi)