穴吹ハウジングサービスは、Luupが提供する「LUUP(ループ)」を活用し、8月28日(水)より香川県高松市にて電動キックボードのシェアリングサービスを開始する。
実証実験では、2カ月で600名以上が利用
同社は、今年4月~6月に、かがわDX Lab(※)において官民で構成する「観光・移住促進ワーキンググループ(WG)」で実施された「マイナンバーカード認証に基づく情報発信及び電動キックボードの実証」に参加し、電動キックボードのシェアリングサービスの提供を担当した。
実証実験の結果、2カ月間で600名以上の人が利用し、累計で1,000回を超える利用があった。電動キックボードへの高い関心がうかがえることから、今回の事業化に至った。
試乗会・安全講習会の開催も予定
電動キックボードは、利便性が高く、環境に優しい移動手段として都市部を中心に人気が高まっている。シェアリングサービスの導入により、高松市における渋滞や駐輪場の問題を軽減し、また「ラストワンマイル」の移動手段として、中心地や駅から目的地を結ぶ。これにより、地域住民や観光客の移動がより便利になり、高松市の地域活性化に貢献できると考えている。
また、安全な運転技術の習得と交通ルールの周知を目的として、後日、電動キックボードの試乗会・安全講習会の開催も予定している。
エリアは高松市中心部からスタート
サービスでは、スマートフォンアプリを用いて、電動キックボードに乗車し、ポートからポートへの移動が可能だ。
エリアは、香川県高松市中心部からスタートし、順次拡大予定。利用可能時間は、24時間。利用料金は、基本料金50円(税込)+1分ごとに15円(税込)が加算される。
利用方法をチェック
利用の際は「LUUP」をダウンロードし、会員登録を行う。
アカウント設定画面から年齢確認書類の提出と、交通ルールテストの受験を行おう。
次に、マップ画面から、ライドを開始したいポートを探す。ポートの詳細画面で電動キックボードがあることを確認することができる。
ライドを予約するか、ポートに到着したら「QRコードをスキャン」ボタンを押して、カメラを起動し、乗りたい車両のQRコードを読み取る。
目的地ポートを選択し、返却する場所を予約する。目的地ポートは後から変更することが可能だ。
スマートロックが解錠されたら、車両から音が出て速度表示の液晶がつく。
目的地ポートに到着したら、枠線内に車両を返却しよう。返却時の写真を送信すると決済が完了し、ライドが終了する。
高松市で提供を開始した、電動キックボードのシェアリングサービスを、この機会にチェックしてみては。
「LUUP」ダウンロードリンク:https://ride-your-city.luup.sc/Myjb/cfcdb04a
※ 香川県内を一つの生活圏とし、デジタルによる地域課題解決を通じたまちづくりに取組む官民共創のコミュニティ。
(江崎貴子)