清澄白河の古民家カフェ「no mark. Cafe(ノーマークカフェ)」は、「マーブル マシン」(通称:ピタゴラ装置/ピラゴラスイッチ/コロコロ装置)を実装したカフェとして、9月14日(土)にリニューアルオープンする。
「no mark. Cafe」について
古民家を1軒丸ごと改装した「no mark. Cafe」は、今でも日々新たな店がオープンし、街全体がさまざまな変化をしていく懐かしくも新しい街、清澄白河において、清澄白河を「知る」「味わう」「持ち帰る」をテーマに、2021年に古民家カフェとして誕生した。
「no mark.Cafe」という小さな古民家カフェを通して、「清澄白河をまた少し好きになった。」そんな体験を提供したいという思いで営業している。
店長兼バリスタの山口誠司氏は、コーヒーを中心とした業界に約25年従事。大手カフェチェーンでの店長、新規立ち上げなどを経験した。
コロナ禍に、地域に根付いた人々との繋がりを大切にした個人店で働きたいという思いで、縁のあった「no mark.Cafe」の店長兼バリスタとして勤務を始めた。
現在は、定休日に某コーヒーチェーンのブラックエプロンとの二足のわらじを履きながら、生産地から人々の口に届くまでのコーヒーの魅力を伝える伝道師となるべく、日々研鑽中。コーヒーマイスターの資格を持っている。
清澄白河を観光しているような没入体験を提供
今回のリニューアルでは、店内にビー玉が転がっていく「マーブル マシン」を張り巡らせることで、店舗全体をエンタメ空間とした。
さらに、その「マーブル マシン」で清澄白河という街を表現することで、まるで清澄白河を観光しているような没入体験を提供する。
今回のリニューアルは、照應堂、PLAN35、コロコロ研究所、関口貴人建築設計事務所によって、企画・施工された。また、照應堂、PLAN35による次世代カフェ創出を目指す「ミライ カフェ プロジェクト」の一環となる。
この「ミライ カフェ プロジェクト」は、カフェが持つ集客やコミュニティ醸成の機能を、テクノロジーやアイデアでどう進化できるか、さらに、今までカフェが持たなかった機能や役割をどう付加できるかを考え、実証実験し、実装していくプロジェクトだ。次世代カフェ創出、カフェを活用した企業コミュニケーションの支援などを行っている。
テクノロジーの発展と浸透により、ネット上で購買や体験までもできる時代に「あえて行きたい」「また来たい」と思ってもらえる価値をどう創出するかを、ロケーションパフォーマンスという観点から考え、アイデア、テクノロジー、新たな収益の仕組みなどを実験している。
リニューアル後の特徴
今回のリニューアルで、店内全体に「マーブル マシン」を設置することで、エンタメ空間としても楽しむことができるようになった。2Fから1F、1Fから2Fへと球が転がる様子は、ダイナミックでありながら、その「マーブル マシン」が清澄白河の名所を案内していることで、清澄白河の各所に足を運ぶきっかけにもなる送客機能が加わっている。
また、古民家としての木の温もりや親近感はそのままに、色や素材の統一により、スタイリッシュかつおしゃれな空間となっている。
さらに、今までは1Fのみがカフェスペースで2Fはオフィスだったが、2Fもカフェスペースにすることで、より多くの人が利用できるようになっている。
仕事等でゆったりと利用したい人や、店長との語らいの時間を楽しみたい人は1F、
複数で利用する人は2Fというように分けることで、全ての人が居心地の良い空間となることを目指している。
次世代カフェのモデルとなることを目指して
さらに今後は、リニューアルを機にさらに一歩進めて、地域の空き家再生や海外への日本文化の輸出として、この「マーブル マシンカフェ」のモデルを展開していきたいと考えているという。
また、「マーブル マシンカフェ」から他の店舗や場所へ送客することで儲ける「リアルアフィリエイト」を確立し、次世代カフェのモデルとなることを目指している。
リニューアルオープンする「no mark. Cafe」に訪れてみては。
■no mark. Cafe
住所:東京都江東区白河3-7-3
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜日
URL:https://nomarkcafe.jp
(yukari)