山梨県山梨市は、10月6日(日)からWOWOWで独占放送・配信する『連続ドラマW ゴールデンカムイ―北海道刺青囚人争奪編—』とコラボした広報紙『広報やまなし』10月号を、9月20日(金)に発行した。
表紙にはドラマ版『ゴールデンカムイ』メインカットを全面に使用しており、ドラマ版『ゴールデンカムイ』が自治体の広報誌とコラボするのは全国初の取り組みだ。
人気作品とのコラボで山梨市を知ってもらうきっかけに
今回の特集は、市内にある根津記念館がドラマの撮影に協力したことを紹介するもので、見開きカラー2ページでドラマの概要と根津記念館について取り上げている。
根津記念館で撮影されたシーン・場面写真(WOWOW提供)や館内の写真なども掲載。人気作品とコラボすることで、全国のファンに山梨市を知ってもらい、実際に足を運んでもらうことを目的としている。
『広報やまなし10月号』は市内に全戸配布されるが、市外に住む人でも市ホームページで閲覧することができるほか、抽選で100名に広報をプレゼントするキャンペーンも、9月30日(月)まで、山梨市公式X(旧Twitter)で展開している。
また、根津記念館でも、来館の上、簡単なアンケートに協力した先着500名に『広報やまなし10月号』を配布。アンケートは1グループ1回答、1人1冊までの配布となっている。
なお、山梨市はドラマ版『ゴールデンカムイ』本編中に登場するまたは関連のある場所へ訪問する人へ、近隣住人への配慮および節度のある行動、マナーに心掛けるよう呼び掛けている。
ドラマ撮影に協力した根津記念館に特設コーナーを設置
根津記念館は、「鉄道王」と呼ばれた、初代根津嘉一郎の実家「根津家」の邸宅を保存・活用する施設。嘉一郎は東武鉄道の社長など、鉄道会社31社、その他多くの会社経営に関わった実業家だ。
歴史ある日本家屋と庭園を有し、ドラマや映画などでたびたびロケに使用されており、過去には映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』『鳩のごとく蛇のごとく 斜陽』、ドラマ『竜の道』『大誘拐2018』などの収録も行われた。
根津記念館は今年度から入館料が無料となり、より親しみやすい施設になった。季節に応じてイベント、演奏会、茶会、夜間ライトアップなども積極的に開催している。
現在、根津記念館では実写『ゴールデンカムイ』特設コーナーを設置して、ドラマ版ポスターや出演俳優のサインを展示している。
『ゴールデンカムイ』に興味がある人、山梨県へ行く予定のある人は根津記念館に足を運ぼう。
広報やまなし10月号閲覧・キャンペーン詳細ページ:https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/site/nezu-kinenkan/12849.html
根津記念館詳細:https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/site/nezu-kinenkan/
山梨市公式Xアカウント:https://x.com/yamanashicity
(佐藤 ひより)