新宿三丁目飲食店街にある沖縄料理ビストロ「BISTRO CHURA(ビストロ ちゅら)」の代表・向山かおりさんが、水中ゴミ拾い専門のダイビングショップ「水中ゴミ拾い専門店 Dr.blue」による「スキューバダイビング × ゴミ拾い」をテーマにしたゴミ拾いダイビングに参加し、沖縄の海の美化に貢献した。

「BISTRO CHURA」について

今年2月に新宿三丁目飲食店街にオープンした、ナチュラルワイン×沖縄料理「BISTRO CHURA」。内装は、アメリカンミッドセンチュリーをコンセプトに、洗練されていながら落ち着きのある空間となっており、ゆったりと大切な人との時間を過ごせる。

提供している料理は、沖縄料理をベースとしながら、ナチュラルワインとマッチするフレンチビストロを融合。取り扱っているナチュラルワインは、いわゆる自然派ワインと呼ばれるもので、収穫から醸造における工程すべてで化学薬品や人工的な添加物をほとんど加えずに、自然本来の力を使って製造されている。

沖縄料理とワインを愛するオーナー・向山かおりさんの、「ナチュラルワインと沖縄料理をもっとたくさんの人に知っていただきたい、気軽に楽しく味わっていただきたい、食という分野からもサスティナブルな社会に貢献したい」という想いから、「BISTRO CHURA」は生まれた。

1.8kgのゴミを収集し、沖縄の海の美化に貢献

今回、「BISTRO CHURA」代表の向山かおりさんが、沖縄の海の美化とSDGs活動の一環として「スキューバダイビング × ゴミ拾い」をテーマにした水中ゴミ拾いダイビングに参加。

水中ゴミ拾い専門店Dr.blue代表 東真七水さん

「水中ゴミ拾い専門店 Dr.blue」代表の東真七水さんと一緒に、1.8kgのゴミを収集し、沖縄の海の美化に貢献した。

ダイビングインストラクターでもある東真七水さんは、4年前から沖縄の海を楽しく、そして美しくするため、「スキューバダイビング」と「ゴミ拾い」を掛け合わせた「水中ゴミ拾い」を新しいマリンアクティビティとして広める活動に取り組んでいる。

海の底のゴミ拾いは想像以上に大変

ゴミが多い空間は砂も撒きやすく、河口やテトラポッド近くになり、さらに今回は雨の影響で水底の視界がとても悪く、砂で視界がなくなるなど、海の底のゴミ拾いは想像以上に大変だったという。

水中でのゴミ拾いの場合、自分から手を伸ばして拾いに行く必要があるので、ウツボやウニなど毒を持つ生物に触れてしまう可能性や、狭い視界のため釣り糸の針やゴミが絡むなどの怪我をする可能性もある。さらに、中性浮力や堅実なダイビングの腕が求められる。

そのような状況で、沖縄の海を綺麗にする活動は、継続のために根気や楽しむ気持ちが大切だと学ぶ機会となったそうだ。

「BISTRO CHURA」で海洋ゴミのリサイクル商品を販売

向山さんは、沖縄から遠く離れた新宿からも東さんの活動を支援したいと考え、「BISTRO CHURA」で東さんが発売している沖縄の海洋プラスチックゴミを使ったオリジナルアクセサリーや小物を取り扱う予定。

今後も「BISTRO CHURA」は、スタッフ一同沖縄の海を守る気持ちを胸に、新宿三丁目から沖縄の魅力を伝えていくという。

「BISTRO CHURA」を利用した際は、沖縄の海洋プラスチックゴミを扱ったオリジナルアクセサリーや小物もチェックしてみては。

■BISTRO CHURA
住所：東京都新宿区新宿3-6-9 山口ビル3階
営業時間：18:00～23:30(L.O.23:00)
定休日：不定休(日・祝 貸切予約制)
HP：https://bistro-chura.jp

向山かおりさん経歴・日常ブログ：https://note.com/ethical10819
水中ゴミ拾い専門店 Dr.blue HP：https://www.dr-blue.okinawa

(佐藤ゆり)