生産者の顔が見える農場として、2010年にオープンしたローソンファーム千葉。同社は、「FARVEST vol.5 farm harvest and camping in the field」を、千葉県香取市にあるローソンファーム千葉にて、10月19日(土)・20日(日)に開催する。
同イベントは、同社が「農業にもカルチャーを。」をコンセプトに2022年からスタートしたイベント「FARVEST 」の第5回目だ。
「農業にもカルチャーを。」
昨今持続的な食料の確保が世界的な課題となる中で、食と農との距離が遠くなり、消費者の農業への意識・関心が薄れてきていると同社は考えている。
そんな中で日常において映画や音楽を楽しむように、より多くの人が日々の暮らしの中で農業と関わり、楽しめるようなきっかけづくりをしたいとの思いから、同社は2022年にFARVESTはスタート。コンセプトは「農業にもカルチャーを。」だ。
また、9月時点で日本の農業従事者数は120万人居るそうで、今後20年で30万人にまで減少する可能性があり、現在の農業を維持していくことに課題があるという。
こうした課題に対して消費者としてできることとしては、令和5年内閣府世論調査によると「地元で生産された食品を選ぶ」63.8%、「食や農についてこどもに教える」25.1%などという意見が寄せられた。
上記のような現状も踏まえて同社は、子どもから大人までが「FARVEST」を通じて農業を身近に感じ、楽しんでもらいたいとい願っている。
さつま芋3種の掘り収穫体験
同イベントの開催日は、10月19日(土)・20日(日)だ。
10月19日(土)13:30〜14:30には、「さつま芋3種の掘り収穫体験」が実施。紅はるか・あやむらさき・あまはづきの3種の芋掘りを体験できる。
「円応寺」の住職による坐禅体験
10月20日(日)6:00〜7:00には、伊能子育て観音「円応寺」の髙岡進雅住職を招いた座禅体験が行われる。
飲食店やアパレル店などの出店も
期間中は、「cafe&music nene」「Groovy coffee stand」のほか、地元千葉で活躍する飲食店やアパレル店などの出店も予定されている。
出店メニューは、新米でつくったおにぎりや豚汁、串焼き肉、ケンピ、焼き芋、カヌレ、モヒート、ドリンクなどのほか、アパレル、シーシャも出店予定だ。
産直マルシェも開催
また、千葉で収穫されたばかりの今年の新米や、野菜などを販売する産直マルシェもある。
新米(玄米・白米)は、令和6年千葉県香取市産コシヒカリの千葉エコ米。香取市米食味コンテストで令和3年優秀賞、令和4年最優秀賞を受賞した米だ。
野菜は、全国のローソンファームから取り寄せた野菜・果物が種類は未定で登場する。
紅はるか・あやむらさき・紅あずま・すずほっくり・栗かぐや・あまはづきといった、6品種のさつま芋も販売される予定だ。
産直マルシェで購入した食材を使って、キャンプしながら自炊して楽しめる。
シタールやボサノバギターのライブもあり
シタール奏者・菅井国夫氏による演奏や、
うたとギター・なかやまじゅんこ氏によるライブも予定されている。両氏ともに千葉県の出身だ。
1泊2日のキャンプをする人は事前予約が必要
同イベントの開催は10月19日(土)・20日(日)の2日間で、参加費は無料だ。
日帰りと1泊2日のキャンプでの参加が可能で、1泊2日のキャンプをする場合は下記URLから事前予約が必要。なお、雨天の場合は中止だ。
ローソンファーム千葉の代表取締役社長・篠塚利彦氏は、“5回目の開催となる今年は、ローソンファーム千葉の畑をまるごとみなさんに味わい尽くしてもらいたいと思い、初の試みとなる「畑で1泊2日のキャンプ」を企画しました”とコメントを寄せている。
この機会にイベントを通して、日が明けてから夜になり、朝日がのぼってくるまで様々な表情をする畑を存分に楽しんでみては。
■「FARVEST vol.5 farm harvest and camping in the field」概要
日時:10月19日(土)・20日(日)12時より受付開始 ※雨天中止
場所:千葉県香取市福田500-10 ローソンファーム千葉
参加費:無料
事前予約URL:https://forms.gle/8xFEaY6eLPfU5cQM6 ※1泊2日のキャンプは事前予約が必要
「FARVEST」HP:https://farvest.jp
ローソンファーム千葉HP:https://lawsonfarmchiba.com/#top
(オガワユウコ)