150年続く革のまち・浅草で開催される、オープンファクトリーイベント「浅草エーラウンド(Asakusa A-ROUND)2024」の出店者が決定！11年目となる今年は、「Open for New Experiences　―ひとりでは見えない未来との出会い―」をテーマに掲げ、出店者・来場者の新しい出会いを演出する。

革とものづくりの街・奥浅草

世界的な観光都市・浅草の北側に広がる奥浅草は、浅草寺・⾔問通りの北側エリアで、浅草､今⼾､東浅草､橋場､清川､⽇本堤､千束等の総称。明治維新後、下駄草履から⻄洋靴への変遷に伴い⽪⾰産業発展の地となった「革とものづくりの街」であり、猿若町(現浅草6丁⽬)の歌舞伎の江⼾三座跡地をはじめ、吉原や数々の寺社が並ぶ歴史とロマンを感じるエリアでもある。

昨年を上回る50以上の出店者が集結

「浅草エーラウンド」は、地場産業の皮革産業を中心に、ものづくりにこだわりを持つ多くの人が働く奥浅草エリアをめぐり、この地域の文化を体感できるイベント。

10月18日(金)～20日(日)の期間に開催される「浅草エーラウンド2024」には、100年超級の老舗革問屋から、パリ国際サロン賞・受賞アーティストまで、昨年を上回る50以上の出店者が集結する。

公式ガイドブック(ダウンロード版)の配布開始！

また、「浅草エーラウンド2024」公式ガイドブック(ダウンロード版)の配布がスタート！「エーラウンドの歩き方」「浅草エーラウンド2024出店者リスト」「［コラム］なぜ浅草のまちは、靴のまちと言われているのか」「浅草クラフトラリー～自分だけのレザーポーチをつくろう！～」「会期中のツアー・イベント一覧」「浅草エーラウンド2024MAP」が掲載された、内容盛りだくさんなガイドブックに仕上がっている。

「浅草エーラウンド2024」は、エリアが広大かつイベントプログラムも充実しているので、事前に公式ガイドブックをダウンロードし、計画を立てておくと、さらにイベントを楽しめそうだ。

詳細はガイドブックや公式サイトをチェック

「浅草エーラウンド2024」の参加費は無料だが、一部ワークショップなどは有償。このイベントは基本的にどこからでも参加できるが、まずはツーリストインフォメーション(隅田公園リバーサイドギャラリー)に立ち寄って、ガイドブック兼エリアMAPを手に入れるのがオススメだ。

一部ワークショップなどは、事前申し込み必要な場合がある。

さらに、皮革に直接触れられる場・さまざまな疑問質問を聞ける場・身近に感じてもらう場「浅草革イチ」も開催されるとのこと。

「浅草エーラウンド2024」の出店内容や出店日など詳細については、「浅草エーラウンド2024」公式ガイドブック、またはイベントサイトをチェックしよう。

主催はエーラウンド実行委員会

「浅草エーラウンド2024」を主催するのは、エーラウンド実行委員会。東京皮革青年会や東都製靴工業協同組合に参加する革や靴の関連業者が中心となり、地域内に店舗を構える商店主や、在住・在勤の有志が集まった任意団体だ。

2013年に産声をあげ、現在はコアスタッフ約10名、当日ボランティアを含めると延べ60名体制で運営。みな自らの店舗を通常通り営業しながら、合間を縫って開催準備を重ねてきた。

「浅草エーラウンド2024」では、「ふだんは公開していない職人たちの工房を見て話に耳を傾ける」「職人たちの手ほどきを受けて、自分だけのアイテムを作ってみる」「ガイドに案内をしてもらいながら、まちに触れるツアーに参加する」といったさまざまな楽しみ方を用意。浅草の奥にある深遠なる文化を、目で、手で、耳で感じてみては。

■浅草エーラウンド2024開催概要
日時：10月18日(金)～20日(日)10:00～18:00(最終日のみ17:00まで)
※各店によって異なる
開催場所：浅草・奥浅草エリア(台東区北部の隅田川西側、浅草国際通り～言問通り～明治通り一帯)
公式サイト：http://a-round.info
公式ガイドブック(PDF)：https://storage.googleapis.com/studio-design-asset-files/projects/nBW2ZrGeWv/s-1x1_8b3d8a56-f8c4-4e6d-b3dd-3e5bc9b1367f.pdf
Instagram：https://www.instagram.com/a_round.asakusa

■隅田公園リバーサイドギャラリー
住所：東京都台東区花川戸1-1-1

(佐藤ゆり)