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【北海道富良野市】旅行中に排出したCO2を植樹でオフセットする企画「ゼロカーボントラベラー」スタート

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C・C・C富良野自然塾は、北海道富良野市において、旅行中に排出されたCO2を植樹によりオフセットする「ゼロカーボントラベラー」企画をスタートした。

「ゼロカーボントラベラー」企画の概要


「ゼロカーボントラベラー」企画では、旅行中の飛行機や車の移動で発生したCO2をそのままにせず、「木を植える」ことでオフセット。

「ゼロカーボン」でクリーンな旅行にしようという内容の企画だ。


植樹した人には、「植樹地点の緯度経度」「植樹時の写真」「植樹者氏名」が記された認定書を発行。

富良野を再訪して自分の植えた木を確認することはもちろん、特設WEBサイトでマイページ登録を行うと、いつでもどこでも自分で植えた木を観ることができ、成長の状態を確認できる。


また、「現地を訪れて木を植えられない」という人は、オンラインで植樹の依頼も可能。植樹はC・C・C富良野自然塾のスタッフが行い、その場合も認定書が発行される。

さらに、同企画の特設WEBサイトには、CO2測定ツールを搭載。旅行することでどれだけのCO2が排出されているのかを確認できる。

CO2測定ツールでは、出発空港と到着空港を選択するだけで、CO2排出量を確認可能。同時に、その量をオフセットするには、落葉広葉樹、マツ類の幹の太さ9~12cmの場合で何本の植樹が必要かも表示される。

富良野市とC・C・C富良野自然塾の取り組み

北海道富良野市は、年間200万人が訪れるという観光都市。C・C・C富良野自然塾は、そんな街の山の中で、2005年までゴルフ場だった場所に木を植えて森を作っている。

また、小学生から大人まで幅広い人を対象に、自然の仕組みや地球環境の現状を考えるための環境教育事業も展開中だ。

富良野市資料から抜粋

富良野市は、10月時点で人口約2万がいるにも関わらず、ごみの分別を細かく行うことで、資源化率90%を記録しているそう。C・C・C富良野自然塾は、こうした行政の取り組みと合わせて、植樹活動を共同実施している。

そのほかにも、富良野市でワーケーション補助金を出しており、その要項の1つとしてゼロカーボン植樹を行うという連携も取っている。

C・C・C富良野自然塾は、これからも地球という星で人類が生き続けていきたいのであれば、行動を見つめ直す必要があるとの考えをもつ。今回は、より多くの人に森の美しさや面白さ、尊さなどを感じてほしいという思いから、旅行者を対象にした「ゼロカーボントラベラー」企画が考案された。

旅行で見る自然の景色や地球環境を未来に残すため、また、富良野での思い出作りに植樹をしてみては。

「ゼロカーボントラベラー」企画特設サイト:https://zerocarbontraveler.com/

(Higuchi)

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