瀬戸内ウェルネス・フェスタ実行委員会は、香川県丸亀市の塩飽本島にて、参加費無料の島歩きイベント「塩飽本島マイペースミッケ大会」を11月24日(日)に開催する。11月17日(日)までエントリーを受付中だ。
同イベントでは、塩飽本島を巡り、体験ミッションなどを通じて芸術作品や安土桃山時代から続く島の歴史に触れ、その魅力を体感できる。
チームで得点を競う「塩飽本島マイペースミッケ大会」
「塩飽本島マイペースミッケ大会」は、オーストラリア発祥のスポーツ「ロゲイニング」に島歩きの要素を組み合わせたスポーツイベント。参加者たちはチームでチェックポイントを回り、写真撮影や体験ミッションをこなして貯めた得点を競う。
チェクポイントには、国の重要文化財にも指定されている「塩飽勤番所跡」や瀬戸内国際芸術祭の作品など、島のスポットを指定。島を回りながら文化や歴史に触れることもできる。
優勝チームへの賞金のほか、島内の宿泊施設や飲食店で使える券や島の醸造所で作ったビールボックスなどの賞品が当たる本島お土産抽選会も予定されている。
また、島の北分玲子さんが製作した「本島いろはかるた」を使った島民との交流イベントも展開。参加者が取り札、島民が読み札を持ち、ペアになる島民を探すミニゲームも用意している。
「塩飽本島マイペースミッケ大会」開催への思い
瀬戸内ウェルネス・フェスタ実行委員会は、ロゲイニングを通じて、参加者に地域の魅力再発見を楽しんでもらいつつ、心と体の健康を目的に誰でも参加できるウォーキングイベントの企画および準備を進める活動をしている。
塩飽本島で37回に渡り開催されてきた「塩飽本島マイペースマラソン大会」は、昨年度終了することが決定。文化財の宝庫と言われる本島で、参加者と地元の人のあたたかい交流の場の創出のため、「マイペースマラソン」の思いを受け継ぎ、新たに来島者を増やし島を盛り上げるイベントとして「塩飽本島マイペースミッケ大会」を継続していきたいと考えている。
今年7月に同島で開催した観光巡りイベントには、親子連れを中心に21チーム76人が参加。参加者たちは島のスポットを回り、写真撮影を楽しんだそう。島のお巡りさんなど島民と交流するミッションも設けられた。
「地域観光新発見事業」重点支援事業に採択
「塩飽本島マイペースミッケ大会」は、令和6年度観光庁支援事業「地域観光新発見事業」重点支援事業に選ばれている。
「地域観光新発見事業」とは、地域の観光資源を活用した地方誘客に資する観光コンテンツについて、十分なマーケティングデータを活かした磨き上げから適時適切な誘客につながる販路開拓および情報発信の一貫した支援を実施するもの(「地域観光新発見事業」ホームページより)。
「地域観光新発見事業」重点支援事業は、事業の収益性や付加価値が非常に高く、地方誘客を強力に進めることができ、高い事業成果を目指す限りないポテンシャルがあると認定された事業のことだ。
全国700以上の団体・企業が採択された「地域観光新発見事業」のうち、重点支援事業に選ばれたのは50団体、香川県内の企業・団体では2団体のみとなっている。
「塩飽本島マイペースミッケ大会」に参加して、塩飽本島の魅力に触れてみては。
■塩飽本島マイペースミッケ大会
日時:11月24日(日)12時30分~16時 ※受付開始11時30分
参加費:無料
公式HP:https://shiwaku-mypace.studio.site
(Higuchi)